2013-03-09

途切れぬクローン 1匹のマウスから26世代作製


 理化学研究所と東京医科歯科大の研究チームはクローンを何世代もつくり続ける技術を開発し、1匹のマウスから25世代、計581匹のマウスを作製することに成功した。世代を重ねても繁殖能力や寿命は初代のマウスと変わらなかった。優良な家畜の量産や絶滅危惧種の保護に役立つとみられる。成果は米科学誌セル・ステム・セル(電子版)に8日掲載される。

 現時点では26世代、計598匹まで成功。理研の若山照彦チームリーダーは「永続的に続けられるかもしれない」としている。

 クローン技術は成功率の低さが実用化の課題。何世代も繰り返すと遺伝子異常が蓄積し成功率が下がり、マウスの場合は6世代が限度だった。

 研究チームは、メスのマウスから取り出した核を移植した別のマウスの卵子を、特定の酵素の働きを抑える薬品に浸すことで、安定的にクローンをつくる技術を確立。作製したクローンに、遺伝子の異常の蓄積も見られなかった。

 成功率は家畜など種によって異なるが、マウス以外でも成功率が高まれば、肉質のいい牛など優良な家畜を永続的に大量生産する道が開ける。

日本経済新聞 2013-03-08

 優秀な人間が大量生産されるのも時間の問題か。

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