2013-11-16

ZOJIRUSHI オーブントースター レッド ET-WA22-RA

ZOJIRUSHI オーブントースター レッド ET-WA22-RA

◆上手にこんがり「もち焼きネット」トーストはもちろん、おもちも上手に焼けます。焼き網が取りはずし可能なので、お掃除もラクラクです。◆ワイド庫内(幅27cm)&庫内奥行22cmグラタンがたてに2皿焼け、20cm(8インチ)ピザも余裕で入ります。◆その他の機能・はずせる丸洗いとびら・ハイパワー「1000W」・スライド式くず受け皿・「15分タイマー」/■仕様■カラー:レッド本体サイズ:幅40.0×奥行28.0×高さ23.5cm庫内有効サイズ:幅27.0×奥行22.0×高さ11.0cm受け皿(内寸):22.0×20.0cm消費電力:1000W温度調節:無火力切替:無タイマー:15分コード長:1.2m付属品:トレー

ZOJIRUSHI オーブントースター ET-FM28-RL メタリックレッド

2013-11-15

佐藤雅典、志賀櫻、ザミャーチン、他


 4冊挫折、3冊読了。

戦争を読む』加藤陽子(勁草書房、2007年)/良書。近代日本の戦争史を書評で綴る。文章がせいせいとして小気味いい。挫けてしまったのは、ただ単に私がこの分野に興味がないため。

夜に生きる』デニス・ルヘイン:加賀山卓朗訳(ハヤカワ・ポケット・ミステリ、2013年)/訳文のリズムが悪い。丸山健二のエッセイを挫折したのも同じ理由なのだが、セネカ著『怒りについて 他二篇』の文章が凄すぎて、普通の文章を読むことが難しい。

黄昏に眠る秋』ヨハン・テオリン:三角和代〈みすみ・かずよ〉訳(ハヤカワ・ポケット・ミステリ、2011年/ハヤカワ文庫、2013年)/これも訳文がよくない。出だしも暗すぎる。

仏教は宇宙をどう見たか アビダルマ仏教の科学的世界観』佐々木閑〈ささき・しずか〉(DOJIN選書、2013年)/初めて佐々木閑の著書を読んだのだが、とにかく文章に締まりがない。たぶん二度と読むことはないだろう。

 56冊目『ドアの向こうのカルト 9歳から35歳まで過ごしたエホバの証人の記録』佐藤雅典(河出書房新社、2013年)/これは文句なしで星五つ。既に「覚え書き」に書いた通りだ。ひとつだけ付言すると、カルトと洗脳という言葉遣いがよくない。洗脳は社会から隔離し、睡眠不足に陥れ、更には拷問や薬物などをも利用して脳の内部情報を書き換えることだ。著者は自らの選択であるにもかかわらず「洗脳」と称しており、いくら何でも無責任だと思う。



 57冊目『タックス・ヘイブン 逃げていく税金』志賀櫻〈しが・さくら〉(岩波新書、2013年)/好著。実務家らしく文章の歯切れがよい。オフショアに関しては橘玲著『マネーロンダリング入門 国際金融詐欺からテロ資金まで』→本書→ニコラス・ジャクソン著『タックスヘイブンの闇 世界の富は盗まれている!』でアウトラインはつかめる。多国籍企業や富豪による租税回避が世界中で貧困が拡大する根本的な原因である。DVD『ザ・コーポレーション』の話がどんどん現実化しつつある。既に国家よりも企業にアドバンテージがあるのだ。

 58冊目『われら』ザミャーチン:川端香男里〈かわばた・かおり〉訳(岩波文庫、1992年)/ディストピア小説の古典である。面白かった。



 というモモタマナ氏の助言に従い、川端訳を選んだのが正解だった。尚、川端は男性である。原書は1927年チェコで出版。ソ連本国では1988年まで禁書扱いされた。もちろん物語としてはオーウェルの『一九八四年』(原書は1949年刊)に軍配が上がるわけだが、社会の行く末を見つめる眼差しはザミャーチンの方が鋭いかもしれない。というか、『一九八四年』は本書を叩き台――あるいはオマージュ――にしているとしか思えない。管理社会への反抗と自由への希求が性愛として描かれている点も一緒だ。「恩人」と「ビッグ・ブラザー」の位置も同じである。それにしてもこの二人は天才的な造語センスの持ち主だ。唯一の瑕疵は暴力性を描いていないところ。

ノンスリップ ベロアハンガー 50本セット【新リニューアル】 COSTOCO

ノンスリップ ベロアハンガー 50本セット【新リニューアル】

 評価はこちらを参照されよ。尚、ベロアのため洗濯用には不向きだ。1997円+送料という破格。

2013-11-12

いじめに関する覚え書き



『あなたのなかのサル 霊長類学者が明かす「人間らしさ」の起源』フランス・ドゥ・ヴァール






『ルワンダ大虐殺 世界で一番悲しい光景を見た青年の手記』レヴェリアン・ルラングァ
両親の目の前で強姦される少女/『女盗賊プーラン』プーラン・デヴィ


凌遅刑(りょうちけい)


『すばらしい新世界』オルダス・ハクスリー:黒原敏行訳(光文社古典新訳文庫、2013年)

すばらしい新世界 (光文社古典新訳文庫)

 西暦2540年。人間の工場生産と条件付け教育、フリーセックスの奨励、快楽薬の配給によって、人類は不満と無縁の安定社会を築いていた。だが、時代の異端児たちと未開社会から来たジョンは、世界に疑問を抱き始め…驚くべき洞察力で描かれた、ディストピア小説の決定版!

永遠の哲学―究極のリアリティ (mind books)知覚の扉 (平凡社ライブラリー)すばらしい新世界 (講談社文庫 は 20-1)

2013-11-11

人類の隠された歴史


 与那国島の海底遺跡ピーリー・レイース地図、先サンスクリット文字、他。

ジョージ・カーリン



クリシュナムルティの新刊

静けさの発見―二元性の葛藤を越えて (クリシュナムルティ著述集)

 1945年から1948年――第二次世界大戦末期からインド独立までの激動の時代――「完全な覚醒が訪れた」と、クリシュナムルティ自身が述べた時期の講話集。精緻な読解による決定的翻訳。充実した注釈、索引付。

創造性について―新しい知覚術を求めて

 真の創造性と独創性を実現することは困難ではあるが、しかし潜在的には誰にでも可能である。ただし、そのためには通常の精神を激しく揺さぶり、真の創造性と独創性を可能にする状態に入るようにさせねばならない。精神のこの創造的な状態を覚醒させることによって、私たちは自分自身の内側にだけでなく、外側のあらゆるものの奥にも創造的な調和を発見することができるようになる。ボームは創造性という現象に深くかつ透徹した洞察の光を投じている。『対話について』(『ダイアローグ 対立から共生へ、議論から対話へ』)と双璧を成す、珠玉の論考集。稀有の科学者が指し示す、創造的な生き方への道程。

愛について、孤独について

 生、死、快楽、苦しみ、悲しみ、恐れ、情熱、美、自由、幸福、そして愛と孤独――人生のあらゆる問題について、根源から問いかけ、共に考える。現代のプラトン=クリシュナムルティの「対話篇」。

クリシュナムルティ―その対話的精神のダイナミズム

 主著『クリシュナムルティの瞑想録』(原典:The Only Revolution)の徹底的読解から見えてきた、クリシュナムルティの生の躍動する姿。語りかけ、語りかけられ、応答するその生は、この世に住むことの意味の深みへと誘ってやまない。混迷の世を生きる現代人一人一人の自由なる生への扉をひらく、クリシュナムルティからの、対話的精神という名の贈り物。

ジドゥ・クリシュナムルティ(Jiddu Krishnamurti)著作リスト

2013-11-10

読後の覚え書き/『ドアの向こうのカルト 九歳から三五歳まで過ごしたエホバの証人の記録』佐藤典雅


エホバの証人の輸血拒否

 ・読後の覚え書き
 ・子供を虐待するエホバの証人

『良心の危機 「エホバの証人」組織中枢での葛藤』レイモンド・フランズ

エホバの証人批判リンク集

 私は若い頃からエホバの証人とは幾度となく接してきた。二十歳の時、長老と思しきオッサンを完膚なきまでに論破したのが最初であった。爾来、40人前後のエホバとやり取りしてきた。エホバの書籍も読んだが負けることはなかった。あらゆる宗教はその「信ずる行為」において必ず合理性から飛躍せざるを得ない。そこに致命的な誤りがある。厳密な知的検証に耐えられるのは初期仏教のみであろう。

 エホバの証人で活動している多くは女性である。伝道に時間的ノルマを課せられているためだ(詳細は「エホバの証人の組織構造」を参照せよ)。私は真面目で真摯な彼女たちに対してかなり好感を抱いていた。ただし八王子で接した連中はかなりレベルが低かった。本書によれば地域によっては高齢化が進み、士気の低下が著しいとのこと。そう。いかなる組織も日本社会の縮図であることを避けようがないのだ。

 宗教に翻弄される一家の姿が鮮やかに描かれている。徹底した活動と研鑚がやがて懐疑に至る。大多数の信者はアイデンティティの欠如を教団への忠誠心で補っているだけだ。これはどこも一緒だ。彼らの脆弱な自我は「疑う」ことを知らず、安易に世間を批判し、裏切り者を叩くことで歪んだ自己満足を覚えるのだ。

 佐藤は懐疑を手放さなかった。自分の頭で考え抜いた。そして知性が感情をリードした瞬間に洗脳は解けた。過去の自分が「見えた」。

 それにしても児童虐待の件(くだり)は酷い。親同士は教会で虐待を奨励し合い、具体的な手法まで情報交換するという。この一点を取り上げても邪教といってよいだろう。

 神に関わる人間と戦争に関わる人間は妙に似ているな。

【『ブラッド・メリディアン』コーマック・マッカーシー:黒原敏行訳(早川書房、2009年)】

 布教は宣教であり形を換えた戦争なのだ。そしてキリスト教の歴史は暴力と血で染まっている。


 殆どの教団は憎悪生産装置として作動する。

大田俊寛と佐藤剛裕の議論から浮かんでくる宗教の危うさ


 やはりダニエル・C・デネットがいうように宗教とはウイルスである可能性が高い。以下のページでアリとカタツムリを支配するゾンビのような菌類の動画を紹介しているので参照されよ。

ウイルスとしての宗教/『解明される宗教 進化論的アプローチ』 ダニエル・C・デネット

 しかも菌類が寄生することで昆虫たちは「長生き」できるのだ。

 佐藤は上品な家庭で育ったせいか、かなり脇が甘い。母親に対して一切の反撃を控えてきた。本書を丹念に読んでゆくと後半にその答えがすべて書かれている。

 なかんずく教団離脱後のアイデンティティ・クライシスが象徴的だ。エホバはコミュニティとしての機能はあるが人材を育成する組織的機能を欠く。つまりコミュニケーションによって自分を磨く術(すべ)がないのだ。

 だから江原啓之〈えはら・ひろゆき〉の本なんぞに手を出すのだろう。そこで『スッタニパータ』かクリシュナムルティに進めば悩む必要はなかったはずだ。すなわちそれまでの価値観が本の選択をも左右するのだ。

蛇の毒/『ブッダのことば スッタニパータ』中村元訳
宗教とは何か?/『子供たちとの対話 考えてごらん』J・クリシュナムルティ



 懐疑から否定が生まれる。だが実はそこで自分が高みを目指しているのか、それとも単なる逃避に向かうが問われるのだ。佐藤は宗教をプラグマティックに考えているようだがそれは誤りだ。なぜなら効用と合理性は異なるからだ。


 佐藤がエホバの証人を批判しつつも、その批判から離れることができればアイデンティティの問題なんぞ雲散霧消するであろう。

 などとケチをつけたところで本書が良書である事実に変わりはない。amazonの宗教カテゴリーで1位というのも頷ける。

 尚、「物語の装置」としてはエホバの証人であろうと創価学会であろうと共産党であろうとボランティアであろうと一緒だ。

ドアの向こうのカルト ---9歳から35歳まで過ごしたエホバの証人の記録

ノリブロ - 持論自論ブログ(佐藤典雅)



【付記】佐藤がジョン・コールマン著『300人委員会』を読んでいながら、『ZEITGEIST(ツァイトガイスト) 時代精神』を知らないのは情報収集の仕方に問題があると言わざるを得ない。私はここからクリシュナムルティに至ったのだ。

新版 300人委員会[上]支配される世界新版 300人委員会[下]陰謀中枢の正体