5冊挫折。
『
海の狼』ジャック・ロンドン:関弘訳(トパーズプレス、1996年)/出だしのテンポが悪い。翻訳の文体も馴染めず。
『
思索と体験』西田幾多郎〈にしだ・きたろう〉(岩波文庫、1980年)/愛児を亡くした一文のみ読む。他は歯が立たず。
『
西田幾多郎の生命哲学 ベルクソン、ドゥルーズと響き合う思考』檜垣立哉〈ひがき・たつや〉(講談社現代新書、2005年)/好著。文章がいい。しかしながらクリシュナムルティを知った後で西田哲学は不要と判断した。おかげでベルクソンとドゥルーズも読む手間が省けた。
『
一年有半・続一年有半』中江兆民:井田進也校注(岩波文庫改版、1995年/東京博文館、1901年〈中江篤介〉)/有名な冒頭の文章だけ読む。兆民の遺著。序文を弟子の幸徳秋水が書いている。大逆事件で日本の自由民権運動は死んだのかもしれない。
『
新版 人生を変える80対20の法則』リチャード・コッチ:仁平和夫、高遠裕子訳(阪急コミュニケーションズ新版、2011年/阪急コミュニケーションズ、1998年)/数年前なら貪るように読んだことだろう。タイミングが遅かった。チト、手垢のついた感が否めない。実際に我がものとするには少々訓練を要することだろう。簡単なことほど難しい。これはオススメ。
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