古本屋の殴り書き(旧)

「ただ独り、不確かな道を歩め」エリアス・カネッティ

2009-07-30

究極のペシミスト・鹿野武一/『石原吉郎詩文集』〜「ペシミストの勇気について」

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・ 『「疑惑」は晴れようとも 松本サリン事件の犯人とされた私』河野義行 ・ 『彩花へ 「生きる力」をありがとう』山下京子 ・ 『彩花へ、ふたたび あなたがいてくれるから』山下京子 ・ 『生きぬく力 逆境と試練を乗り越えた勝利者たち』ジュリアス・シーガル ・ 『夜と霧 ド...
2009-07-29

回帰効果と回帰の誤謬/『人間この信じやすきもの 迷信・誤信はどうして生まれるか』トーマス・ギロビッチ

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・『ユーザーイリュージョン 意識という幻想』トール・ノーレットランダーシュ  ・ 誤った信念は合理性の欠如から生まれる  ・ 迷信・誤信を許せば、“操作されやすい社会”となる  ・ 人間は偶然を物語化する  ・回帰効果と回帰の誤謬  ・視覚的錯誤は見直すことでは解消...
2009-07-17

言葉の重み/『時宗』高橋克彦

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 北条時頼と時宗、時輔(※時宗の異母兄)父子(おやこ)を描いた政治小説。飽くまでも歴史小説という形を用いた政治小説である。鎌倉時代を築いた武士とそれ以前に栄華を誇っていた公家との違い、天皇・将軍・執権というパワー・オブ・バランス、関東における武士の合従連衡などがよく理解できる。...
2009-07-14

人間とは「ケアする動物」である/『死生観を問いなおす』広井良典

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 ・ キリスト教と仏教の「永遠」は異なる  ・ 時間の複層性  ・人間とは「ケアする動物」である  ・死生観の構築  ・存在するとは知覚されること ・ 必読書リスト その五  リクエストがあったので広井良典のテキストを紹介する。尚、以下の記事を先に読んでいただき...
2009-07-11

ネアンデルタール人も介護をしていた/『人類進化の700万年 書き換えられる「ヒトの起源」』三井誠

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 ・ネアンデルタール人も介護をしていた ・ 『病が語る日本史』酒井シヅ  人類の進化をコンパクトにまとめた一冊。やや面白味に欠ける文章ではあるが、トピックが豊富で飽きさせない。  例えば、こう――  北イラクのシャニダール洞窟で発掘された化石はネアンデルタール人...
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