古本屋の殴り書き(旧)

「ただ独り、不確かな道を歩め」エリアス・カネッティ

2015-04-30

ブライアン・セルズニック、レスリー・ヴァリアント

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 1冊挫折、1冊読了。 『 生命を進化させる究極のアルゴリズム 』レスリー・ヴァリアント:松浦俊輔訳(青土社、2014年)/科学本に迷ったら松浦俊介の訳本を辿ればよい。外れが少ない。これは名著。レスリー・ヴァリアントは計算機学・応用数学の教授。チューリング賞も受賞している。...

手に余る自負/『突然の災禍』ロバート・B・パーカー

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・ 『レイチェル・ウォレスを捜せ』ロバート・B・パーカー ・ 『初秋』ロバート・B・パーカー ・ 『チャンス』ロバート・B・パーカー  ・手に余る自負 ・ 『スクール・デイズ』ロバート・B・パーカー 「とにかく、あんたは、驚くほど端的な言い方をするな」 「時間...
2015-04-29

宮城谷昌光

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 1冊読了。  40冊目『 香乱記(四) 』宮城谷昌光(毎日新聞社、2004年/新潮文庫、2006年)/舌なめずりをしながらゆっくりと読み終えた。新聞小説のせいか、いつものような歴史の遠景を淡く描く終わり方をしていない。ドラマは太い線を描いて絶たれる。田横と眷属は壮絶な末期...

日本にとって危険なヒラリー・クリントン/『この国はいつから米中の奴隷国家になったのか』菅沼光弘

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・ 『日本はテロと戦えるか』アルベルト・フジモリ、菅沼光弘:2003年 ・ 『この国を支配/管理する者たち 諜報から見た闇の権力』中丸薫、菅沼光弘:2006年 ・ 『菅沼レポート・増補版 守るべき日本の国益』菅沼光弘:2009年 ・ 『この国のために今二人が絶対伝えたい本...
2015-04-28

日本における集団は共同体と化す/『日本人と「日本病」について』岸田秀、山本七平

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 ・ 断章取義と日蓮思想  ・日本における集団は共同体と化す 岸田  つまり日本というのは、あらゆる組織、あらゆる集団が、血縁を拡大した擬制血縁の原理で成り立っているわけですね。 【『日本人と「日本病」について』岸田秀〈きしだ・しゅう〉、山本七平〈やまもと・しちへい〉...
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