ジャーゴン(仲間内の専門用語)
【『触発する言葉 言語・権力・行為体』ジュディス・バトラー:竹村和子訳(岩波書店、2004年)「訳者あとがき」より】
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「その席に福島県人が乗ってるぞ! 降ろした方がいいんじゃねーか? 放射能うつるぞ? 運転手さんよー!」
私は言葉が出なかった。
こんな人間いるのか? 本当に苦しんでる我々、福島県民をそう思っているのか?
親父はその怒鳴ってるオヤジに言い返さなかったらしい。
その辺が親父なのだが、酒が入りオレについ愚痴をこぼしたのだろう。
その方は関東圏の方らしい、その原発にかなり依存していたはずである。
【親父の告白……。(口調が厳しいのでスルーでも可)/Ayumu_Creative-Laboratory】
「誰かがそこの真ん中あたりで、不愉快な雑音を発しただろう」
運転手はそう言いながら、その目は明らかにスキンヘッド二人組のほうを見ていた。
運転手から誰が見てもそれとわかるような明瞭な視線を向けられ、二人組は激昂した。
「なに格好つけてんだよ」
と、背の高い方のスキンヘッドが言う。
「ファッキン・チンクはファッキン・チンクだろうが。ちょっとファッキン金の貰えるファッキン仕事をしてるからと言って、人を見下ろすな」
背の低い小太りのスキンヘッドも、ファッキン、ファッキンとリズミカルに怒鳴っている。
「降りろ」
と運転手は言った。
「卑語や他人を蔑む言葉を使う人間は、俺のバスには乗れない。降りろ」
【リトル・アンセムズ 1. Never Mind The Fu**ers/THE BRADY BLOG】
【「技術者の倫理」という講義で】「何が正義なのか?」「自分が正しいと考えるものは正しいわけではない」「正しいというのは、神様が決めるか、偉人が決めるか、相手が決めるか、法律で決めるか――主にはこの四つで定まっていると考えてよい」
怖そうな試験管に、全くの真顔で最初は、試験管「君の言っていることがわからない」といわれ、次に、試験管「何を言いたいの? 完結に述べて」と吐き捨てられ、最後には、試験管「結局机上の空論なんじゃないの? 現場では無理なんだよ」と怒られた……。
【上記ブログより引用】