古本屋の殴り書き(旧)
「ただ独り、不確かな道を歩め」エリアス・カネッティ
ラベル
詩歌
の投稿を表示しています。
すべての投稿を表示
ラベル
詩歌
の投稿を表示しています。
すべての投稿を表示
2020-02-10
ことばを回復して行く過程のなかに失語の体験がある/『石原吉郎詩文集』石原吉郎
›
・ 『「疑惑」は晴れようとも 松本サリン事件の犯人とされた私』河野義行 ・ 『彩花へ 「生きる力」をありがとう』山下京子 ・ 『彩花へ、ふたたび あなたがいてくれるから』山下京子 ・ 『生きぬく力 逆境と試練を乗り越えた勝利者たち』ジュリアス・シーガル ・ 『夜と霧 ド...
詩は、「書くまい」とする衝動なのだ/『石原吉郎詩文集』石原吉郎
›
・ 『「疑惑」は晴れようとも 松本サリン事件の犯人とされた私』河野義行 ・ 『彩花へ 「生きる力」をありがとう』山下京子 ・ 『彩花へ、ふたたび あなたがいてくれるから』山下京子 ・ 『生きぬく力 逆境と試練を乗り越えた勝利者たち』ジュリアス・シーガル ・ 『夜と霧 ド...
2018-06-06
「もしもあなたが人間であるなら、私は人間ではない。もし私が人間であるなら、あなたは人間ではない」/『石原吉郎詩文集』石原吉郎
›
・ 『「疑惑」は晴れようとも 松本サリン事件の犯人とされた私』河野義行 ・ 『彩花へ 「生きる力」をありがとう』山下京子 ・ 『彩花へ、ふたたび あなたがいてくれるから』山下京子 ・ 『生きぬく力 逆境と試練を乗り越えた勝利者たち』ジュリアス・シーガル ・ 『夜と霧 ド...
2016-05-16
美しい言葉/『塔和子 いのちと愛の詩集』塔和子
›
・ 「浦島記」 ・美しい言葉 どんな所に置かれても光る言葉を 首にかけて置きたい 何時までたっても色あせない言葉を 目の底にやきつけて置きたい 長い長い時間の歴史の上で 美しい風化を遂げた言葉の清潔さを 耳に飾って置きたい(「墓」) 【...
2015-04-16
女子高生の清冽な言葉/『適切な世界の適切ならざる私』文月悠光
›
(にらみつけた先は、けして暮れることのない夕空。“夜闇が口を開く間際”、そんな張り詰めた一瞬を焼きつけたまま、時間を止めているこの“世界”。 今こそ疾駆せよ! 夕日を踏みつけ、 夜をむかえに走ろう。 オレンジ色に染まりながら、爪を立てて生きてみたい。〈後略〉 【『適...
2015-01-02
鏡餅は正月の花/『季語百話 花をひろう』高橋睦郎
›
・鏡餅は正月の花 ・ 奇妙な中国礼賛 花に飾りの意味があるとすれば、正月の花の代表は鏡餅ではあるまいか。玄関の間、または屋内の最も大切な場所に、裏白(うらじろ)、楪(ゆずりは)を敷き、葉付蜜柑(はつきみかん)を戴(いただ)いて鎮座まします。一説に鏡餅のモチは望月のモ...
2014-10-02
ジェノサイドの恐ろしさ/『望郷と海』石原吉郎
›
・ 目次 ・ジェノサイドの恐ろしさ ・ 『海を流れる河』石原吉郎 ・ 『石原吉郎詩文集』石原吉郎 ・ 『シベリア抑留とは何だったのか 詩人・石原吉郎のみちのり』畑谷史代 ・ 『内なるシベリア抑留体験 石原吉郎・鹿野武一・菅季治の戦後史』多田茂治 ・ 『失語と断...
2014-05-01
「浦島記」/『塔和子 いのちと愛の詩集』塔和子
›
・「浦島記」 ・ 美しい言葉 「浦島記」と題した随筆から紹介しよう。 私が島の療養所に入園したのは、昭和18年の6月、だから今日まで、およそ15年の島暮らしを続けている訳である。私達入園者の仲間がよく使う言葉の一つに、社会という言葉がある。それはもちろん私達の生...
2012-08-13
俵万智~子を連れて西へ逃げる母を歌う
›
いま出ている「歌壇」九月号(本阿弥書店)に巻頭作品二十首「ゆでたまご」が掲載されています。震災で避難したころの心境を、初めて短歌にしました。「子を連れて西へ西へと逃げてゆく愚かな母と言うならば言え」 — 俵万智さん (@tawara_machi) 8月 16, 2011 ...
2012-04-14
言葉を紡ぐ力/『石原吉郎詩文集』石原吉郎
›
・ 『「疑惑」は晴れようとも 松本サリン事件の犯人とされた私』河野義行 ・ 『彩花へ 「生きる力」をありがとう』山下京子 ・ 『彩花へ、ふたたび あなたがいてくれるから』山下京子 ・ 『生きぬく力 逆境と試練を乗り越えた勝利者たち』ジュリアス・シーガル ・ 『夜と霧 ド...
2012-01-06
うその中にうそを探すな ほんとの中にうそを探せ
›
「うそとほんと」谷川俊太郎 うそはほんとによく似てる ほんとはうそによく似てる うそとほんとは 双生児 うそはほんととよくまざる ほんとはうそとよくまざる うそとほんとは 化合物 うその中にうそを探すな ほんとの中にうそを探せ ...
2011-10-04
人は後ろ向きに未来へ入っていく
›
湖に浮かべたボートをこぐように、 人は後ろ向きに未来へ入っていく。 目に映るのは過去の風景ばかり。 明日の景色は誰も知らない。(ポール・ヴァレリー) 【『読売新聞朝刊一面コラム「編集手帳」 第11集』竹内政明(中公新書ラクレ、2007年)】 読売新聞朝刊一...
2011-08-22
古代ギリシャでは詩作が学問の原点だった
›
古代ギリシャでは、人間にとって大切と思われた知識は、もとはすべて詩の中に盛り込まれ、詩人たちによって記憶された。さまざまな学問は、詩から次第に分化して、独立していったものである。 詩作は、学問の原点だった。 【『面白いほどよくわかるギリシャ神話 天地創造からヘラクレス...
2011-07-27
人間なんていやしなかった
›
定年 ある日 会社がいった。 「あしたからこなくていいよ」 人間は黙っていた。 人間には人間のことばしかなかったから。 会社の耳には 会社のことばしか通じなかったから。 人間はつぶやいた。 「そんなこといって! もう四十年も働いて来た...
2011-07-06
サラダ記念日
›
「この味がいいね」と君が言ったから 七月六日はサラダ記念日 【『 サラダ記念日 』俵万智(河出書房新社、1987年/河出文庫、1989年)】 ・ 人生という名の番組、私という受信機/『脳のなかの幽霊』V・S・ラマチャンドラン
2009-07-30
究極のペシミスト・鹿野武一/『石原吉郎詩文集』〜「ペシミストの勇気について」
›
・ 『「疑惑」は晴れようとも 松本サリン事件の犯人とされた私』河野義行 ・ 『彩花へ 「生きる力」をありがとう』山下京子 ・ 『彩花へ、ふたたび あなたがいてくれるから』山下京子 ・ 『生きぬく力 逆境と試練を乗り越えた勝利者たち』ジュリアス・シーガル ・ 『夜と霧 ド...
›
ホーム
ウェブ バージョンを表示