古本屋の殴り書き(旧)
「ただ独り、不確かな道を歩め」エリアス・カネッティ
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2018-04-11
恐るべき未来予測/『月曜閑談』サント=ブーヴ
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・ ラ・ロシュフコーの素描 ・恐るべき未来予測 現代においては、例えば偉大な発見であるとか、偉大な事業というような大きな事がおこなわれることがある。しかしこれは、われわれの時代に偉大さを加えることにはならない。偉大というものは、特にその出発点や、その動機や、その意図...
2015-04-08
自己犠牲/『魂の錬金術 エリック・ホッファー全アフォリズム集』エリック・ホッファー
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・ 『エリック・ホッファー自伝 構想された真実』エリック・ホッファー ・ 沖仲仕の膂力と冷徹な眼差し ・自己犠牲 最も利己的な情熱にさえ、自己犠牲の要素が多分に含まれている。驚くべきことに、極端な利己主義でさえ、実際には一種の自己放棄にほかならない。守銭奴、健康...
2015-04-04
ラ・ロシュフコーの素描/『月曜閑談』サント=ブーヴ
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・ラ・ロシュフコーの素描 ・ 恐るべき未来予測 自尊心という家の2階に住んでいる者たちは、階下に住んでいる者たちとは何の関係もないと主張する。したがって彼らは、2階に昇る秘密の階段があることを人に知らせたという点で、ラ・ロシュフコーを許さないのだ。 【『月曜閑談...
2014-07-27
沖仲仕の膂力と冷徹な眼差し/『魂の錬金術 エリック・ホッファー全アフォリズム集』エリック・ホッファー
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・ 『エリック・ホッファー自伝 構想された真実』エリック・ホッファー ・沖仲仕の膂力と冷徹な眼差し ・ 自己犠牲 情熱の大半には、自己からの逃避がひそんでいる。何かを情熱的に追求する者は、すべて逃亡者に似た特徴をもっている。 情熱の根源には、たいてい、汚れた...
2012-08-27
資本主義の害毒が明治を覆う/『緑雨警語』斎藤緑雨
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・ 縦横無尽の機知、辛辣な諧謔 ・資本主義の害毒が明治を覆う きちんと論評する自信がないため、本文をどんどん紹介しよう。毒をもって毒を制するのが諷刺だ。その毒を味わい、堪能せよ。 偏(ひとへ)に法律を以て防護の具となす者は、攻伐(こうばつ)の具となす者也。盾(たて...
2012-08-17
縦横無尽の機知、辛辣な諧謔/『緑雨警語』斎藤緑雨〈さいとう・りょくう〉、中野三敏編
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・縦横無尽の機知、辛辣な諧謔 ・ 資本主義の害毒が明治を覆う 数日前から書こう書こうとしているのだが、どうも筆(※本当はキー)が重い。はっきり言ってしまえば、まったく書く気が起こらない。名文は人を沈黙させる。幾度となく音読し、ただ味わうのが正しい接し方なのかもしれぬ。警...
2012-04-03
第七番目の方角/『それでもあなたの道を行け インディアンが語るナチュラル・ウィズダム』ジョセフ・ブルチャック
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私の大好きな話に「第七番目の方角」というのがある。私はこれを、現代 ラコタ 族のすぐれた伝承の語り手である、ケヴィン・ロックから教えてもらった。それはこういう話だ。 「グレート・スピリットであるワカンタンカ(※ スー族 の崇める大精霊「ワカンタンカ〈ワカン=神秘、タンカ=大...
2012-02-06
アニミズムという物語性の復権/『ネイティヴ・アメリカンの教え』写真=エドワード・S・カーティス
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昨日、色々と調べたところ「ネイティブ・アメリカン」なる言葉が政治用語であることを知った。 全米最大のインディアン権利団体「AIM(アメリカインディアン運動)」は「ネイティブ・アメリカン」の呼称を、「アメリカ合衆国の囚人としての先住民を示す政治用語である」と批判表明してい...
2011-07-20
ギャンブラーの哲学/『福本伸行 人生を逆転する名言集 2 迷妄と矜持の言葉たち』福本伸行著、橋富政彦編
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・ 『銀と金』福本伸行 ・ 『賭博黙示録カイジ』福本伸行 ・ 『福本伸行 人生を逆転する名言集 覚醒と不屈の言葉たち』福本伸行著、橋富政彦編 ・ギャンブラーの哲学 ・ 『無境界の人』森巣博 ・ 『賭けるゆえに我あり』森巣博 ・ 『真剣師 小池重明 “新宿の殺し...
2011-07-01
噴火する言葉/『大野一雄 稽古の言葉』大野一雄著、大野一雄舞踏研究所編
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・噴火する言葉 ・ 『ウィリアム・フォーサイス、武道家・日野晃に出会う』日野晃、押切伸一 ・ 『野口体操・からだに貞(き)く』野口三千三 ・ 『原初生命体としての人間 野口体操の理論』野口三千三 ・ 『野口体操 マッサージから始める』羽鳥操 ・ 『「野口体操」ふた...
2011-06-26
男の背を鞭打つ詩情/『福本伸行 人生を逆転する名言集 覚醒と不屈の言葉たち』福本伸行著、橋富政彦編
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・ 『銀と金』福本伸行 ・ 『賭博黙示録カイジ』福本伸行 ・男の背を鞭打つ詩情 ・ 『福本伸行 人生を逆転する名言集 2 迷妄と矜持の言葉たち』福本伸行著、橋富政彦編 ・ 『無境界の人』森巣博 ・ 『賭けるゆえに我あり』森巣博 ・ 『真剣師 小池重明 “新宿の...
2011-06-14
民主主義の正体/『世界毒舌大辞典』ジェローム・デュアメル
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ツイッターにブロック機能というのがある。フォローされた相手のタイムラインに自分の投稿が表示されなくなるというもの。 そもそもツイッターとは、呟(つぶや)き、囀(さえず)りといった意味合いなので独り言が基本である。だが妙な絡み方をする輩が必ず出てくる。目の前にいれば2~3...
2011-05-16
憎悪/『蝿の苦しみ 断想』エリアス・カネッティ
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憎悪には独特の心拍数がある。 【『 蝿の苦しみ 断想 』エリアス・カネッティ:青木隆嘉〈あおき・たかよし〉訳(法政大学出版局、1993年)】 これを「不正脈」と名づけよう。鼓動はマイナスからカウントされ、ゼロで悪事に至るのだ。
ローラン・トポール「知性は才能の白い杖である」/『世界毒舌大辞典』ジェローム・デュアメル
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知性は才能の白い杖である。知性がなければ才能は転んでしまう。 (ローラン・トポール/ポーランド出身のフランスの作家・画家。ブラックユーモアで知られる〈原文表記はロラン・トポール〉) 【『世界毒舌大辞典』ジェローム・デュアメル/吉田城〈よしだ・じょう〉訳(大修館書店、19...
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