2012-06-25

小林頼子、朽木ゆり子、鎌倉地元民の会、奥富敬之、安部公房


 5冊挫折。

フェルメール 謎めいた生涯と全作品』小林頼子〈こばやし・よりこ〉(Kadokawa Art Selection、2008年)/入門編なんだろうけど、読み物としてはまるでダメ。ファンでなければついてゆくことができないことだろう。

フェルメール全点踏破の旅』朽木ゆり子〈くちき・ゆりこ〉(集英社新書ヴィジュアル版、2006年)/文章はこちらの方が優れていると思う。掲載されている写真を見て、私はさほどフェルメールが好きではないことに気づいた(笑)。

鎌倉に住む500人が選ぶ とっておきの鎌倉100』鎌倉地元民の会編(毎日新聞社、2011年)/雑誌以下の手抜き本だ。恥を知れと言いたい。

もっと行きたい 鎌倉歴史散歩』奥富敬之〈おくとみ・たかゆき〉(新人物文庫、2010年)/散歩の言葉に騙された(笑)。純粋な歴史の本であった。

第四間氷期』安部公房(講談社、1959年/早川書房、1964年/新潮文庫、1970年)/ワンセンテンスが長くて文章が揺れているように感じた。歯が立たず。

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