昔は何とも思わなかった歌が、突然心を揺さぶることがある。
例えばJ-WALKの「何も言えなくて…夏」。ヒットした当時は鼻にもかけなかった。ところが数年前に聴いた時、「時がいつか 二人をまた/初めて会った あの日のように導くのなら」というワンフレーズに私の心は激しい反応を示した。
わかっている。ただ単に自分の経験と歌詞が偶然マッチしただけであることは。だがメロディーが感情を増幅してやまない。
この歌もそうだ。
あの頃は なにもなくて
それだって 楽しくやったよ
メロディー 泣きながら
ぼくたちは 幸せを 見つめてたよ
確かにそうだった。あの頃は……。胸を刺す痛み。取り返しのつかない悔い。今流れる別々の時間。
数々の場面がフラッシュバックしては消え去る。思い出されるのは楽しいことばかりだ。
ありがとう。ごめん。またな。
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