古本屋の殴り書き(旧)
「ただ独り、不確かな道を歩め」エリアス・カネッティ
2012-01-08
重松清、茂木健一郎
1冊読了。
2冊目『
涙の理由
』重松清、茂木健一郎(宝島社、2009年)/「さて、どんなものか」と開いたところ、そのまま読み終えてしまった。足掛け3年に及ぶ対談。二人は30代から40代となっていた。両者ともプロでありながら、自分の内面をさらけ出している。この一点において稀有な対談となっている。私はほぼ同齢ということもあって大いに刺激を受けた。40代男性は必読のこと。「『涙』は『さんずいに戻る』と書く」とは重松の指摘。良書である。
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