1冊読了。
19冊目『
ロスチャイルド、通貨強奪の歴史とそのシナリオ 影の支配者たちがアジアを狙う』宋鴻兵〈ソン・ホンビン〉:橋本碩也〈はしもと・せきや〉監訳、河本佳世〈かわもと・かよ〉訳(ランダムハウス講談社、2009年)/やはり中国は侮れない。私は知った。1968年生まれの恐るべき知性を。その名、宋鴻兵〈ソン・ホンビン〉。タイトルが仰々しくて陰謀モノの匂いを放っているが、ロスチャイルド家を巡る金融の歴史と手口が描かれている。この手の本の中では決定版といってよい。結局のところ、資本主義の命運が決まったのは産業革命などではなく、ナポレオンの敗退(ワーテルローの戦い)であった。本書を読むと中野剛志〈なかの・たけし〉ですら子供じみて見えてくる。
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