2013-08-03

佐村河内守、震災犠牲者への追悼ソナタが完成


 作曲家・佐村河内守氏が、東日本大震災の犠牲者へ追悼の思いを込めて作曲した新作「ピ­アノ・ソナタ第2番」完成発表会を開いた。佐村河内氏は、30代半ばで聴力を失い、絶­対音感を頼りに創作を続ける作曲家。震災後、自身の「交響曲第1番 HIROSHIMA」が被災地で"希望のシンフォニー"と呼ばれていることを知り、音­楽家として力になりたいと考えていたところ、母を津波で失った少女との出会いがきっか­けとなり「ピアノのためのレクイエム イ短調」を作曲。その作品をベースに、すべての被災者にささげる長大なピアノソナタを­完成させたという。韓国のピアニスト、ソン・ヨルムを招き、曲の一部を披露した佐村河­内氏は、「通常のレクイエムとは逆に、亡くなった人の苦しみ、悲しみ、怒りを聞いても­らいたいと思った」と、曲に込めた思いを語った。


佐村河内守:魂の旋律~HIROSHIMA×レクイエム [DVD]

魂の旋律 ~音を失った作曲家~
NHKオンデマンド
佐村河内守

1 件のコメント:

  1. 大変ご無沙汰しています。

    コロムビア広報部が発信元になりますが、氏のFacebook,Twitterアカウントは御存じでしょうか。
    https://www.facebook.com/samuragochi
    Twitterは、@samuragochi
    です。

    また、今週末まで六本木・東京ミッドタウンで開催されている 交響曲第1番《HIROSHIMA》の世界展には、行かれましたか。
    これを見れば、今までTVで放映されていた内容の補完ができます。初日に、野本由紀夫氏のスペシャルトークがありましたが、その時の様子が、会場のスクリーンで見られるとのことです。
    CDのブックレットにしか書いていない解説が、ほんの少しありますが、最良の解説だと思いました。
    その前に、氏がご家族と一緒にご来場されサイン会があったのですが、サインと、励ましのお言葉を頂き、力強い握手を交わしたことは忘れられない記憶です。

    さて、まだ斧さんからは交響曲第1番の感想を書いていないように思いますが、どんなことを感じましたか。まだ書いていないように思うのですが。こちらへの私信でも構いません。一度書かれてみてはどうでしょうか。私自身、言語を絶するのは、承知していますが、それでも斧さんの感想は、一度読んでみたいと、思っています。

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