・『グレート・リセット ダボス会議で語られるアフターコロナの世界』クラウス・シュワブ、ティエリ・マルレ、ナショナル ジオグラフィック編
・【薇羽 看世間】グレートリセットと大覚醒の戦い
世界経済フォーラムは、世界のリーダーたちが連携する国際機関。スイスの保養地ダボスで開催される年次総会(ダボス会議)には、著名な政治家や実業家、学者らが招かれ、意見を交わします。本書は、次のダボス会議のテーマとなる「グレート・リセット」を余すところなく解説しています。「グレート・リセット」とは文字通り、あらゆる局面においてこれまでの常態が覆ること。コロナ禍によって図らずも生まれたこの歴史の分岐点について、著者の二人は豊富な研究やデータを参照しながら深く考察し、平易な言葉でわかりやすく説明します。
この著書の副題は「新しい経済と社会は大不況から生まれる」。すなわち2008年のリーマンショックに始まる不況を名指して、産業革命以降の資本主義の時代における三度目の「グレート・リセット」の時期に入ったのだとしています。
一度目が1870年代に始まる「大不況(Great Depression)」、二度目が1930年代からの「大恐慌(The Great Depression)」。
そして今度が、定冠詞をつけた「the Great Reset」です。
【『グレート・リセット』とは | ちえのたね|詩想舎】
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