古本屋の殴り書き(旧)
「ただ独り、不確かな道を歩め」エリアス・カネッティ
2011-12-17
光と影の対角線
一瞬で心を奪われた。光と影を分かつ対角線が際立っている。階段の水平に目を凝らすと奥行きの感覚を失い、女性が宙に浮いているように見える。更に女性の影がギザギザを描いて強いアクセントとなっている。今わかった。これは死へ向かって生の階段を上る我々の姿なのだ。
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