2013-02-12

光の子


 いわさきちひろの絵かと思った。堤防の上を歩いているのだろうか。少し俯き加減で、足元に不安がある。その危うさが見事に少年心理を捉える。だが、その細い骨格と非力な筋肉に無限の可能性を秘めているのだ。光の子らよ、真っ直ぐに己(おの)が人生を歩め。

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