たとえば、英語では「スピリット(spirit)」という語は、キリスト教における三位一体の神の一側面=「聖霊」を意味すると同時に、「個人の魂」という意味がある。加えて「スピリット」は「生命に命を吹き込むエネルギー」とも定義づけられる。
【『ソースにつながる呼吸法 セルフ・ヒーリング・ハンドブック』ジャック・アンジェロ:井村宏次監訳、八木さなえ訳(ビイングネットプレス、2013年)】
エーテル体とハイヤー・セルフが出てきたところで読むのをやめた。スピリットは意識に置き換えることができよう。仏教用語だと「有情」(うじょう/反対語は非情)になる。日本語の「魂」は気力や精魂の意味合いが強い。「生命に命を吹き込む」との発想がキリスト教に毒されていて創造説を脱しきれていない。表紙で気づくべきであった。
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