2013-09-30

ZOJIRUSHI オーブントースター ET-FM28-RL メタリックレッド

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◆選べる7つの「マイコン自動焼き」(焼き色調節機能つき)マイコンだからトーストや冷凍トーストが、ボタンひとつで上手に焼け、毎日の朝食時に便利です。さらにグラタンやフライ温めなども選択でき、調理のときにも活躍します。◆パン作りが簡単にできる「手作りパンコース」パン作りでむずかしいのが発酵温度の調整。「手作りパンコース」は、イースト菌の活動が盛んな温度・時間で2次発酵(35℃/40分)させ、焼き上げ(160℃・180℃の選択式)まで自動で調理します。ロールパンやチョコパン、フォカッチャなどが簡単に作れ、ご自宅でのパン作りをより身近にします。※1次発酵は常温で行ってください◆焼きムラが少ない「上下遠赤外線ヒーター」上下に2本ずつあるヒーターが、焼きムラを抑えて、スピーディーに焼き上げます。◆メニューが広がる「80℃~高温250℃の温度調節」ふんわり温める80℃から、こんがり焼ける高温250℃まで10℃刻みで細かくセットすることが可能なので、メニューに合わせて温度調節できます。◆30分ロングデジタルタイマー減算式のデジタル表示で、30秒刻みで設定できます。※10分以上は1分刻みになります。◆はずせる扉・焼き網扉、焼き網がはずせてお掃除カンタン! ◆もち焼きネットおもちがたれずに上手に焼ける! ◆広々使える奥デカ27.5cmの「ビッグ&ワイド庫内」◆ハイパワー1300W◆スライド式くず受け皿

ZOJIRUSHI オーブントースター レッド ET-WA22-RA

「神々の沈黙」つながり


 同じ日にこんなツイートがあったとは知らなかった。ま、単なる偶然だ。



 神秘時代のクリシュナムルティは「右脳の季節」を過ごしたのだろう。そして言葉を手繰り寄せ、言葉を突き放し、「ただありのままに見つめる」ことを説いた。ここに中道がある。キリスト教文明はテキスト(聖書)を拠り所としてロジックへと傾く。2000年が経過し、その左脳世界がいよいよ行き詰まっているように感じてならない。

神々の沈黙―意識の誕生と文明の興亡

2013-09-27

ジュリアン・ジェインズ


 1冊読了。

 42冊目『神々の沈黙 意識の誕生と文明の興亡』ジュリアン・ジェインズ:柴田裕之訳(紀伊國屋書店、2005年)/先日書いた通りだ。他の本を全部差し置いて本書に集中した。昂奮醒めやらず。ジュリアン・ジェインズの主張は二分心仮説に基づくため極めて危ういアプローチ法ではある。更に文学・心理学に傾きがちな論拠も一歩誤ると綱渡りのような羽目となりかねない。それでも尚、1960年代にこれほどの知見を示した人物がいた事実に感動を禁じ得ない。原書の元は1976年に刊行。『ユーザーイリュージョン』が出たのは四半世紀後のことだ。この分野はまだまだ泰斗を必要としている。例えば言葉を覚える前の幼児同士のコミュニケーションを観察するという手法も考えられる。尚、「後記」は蛇足であろう。

2013-09-25

コオロギの鳴き声

2013-09-23

ジュリアン・ジェインズ著『神々の沈黙 意識の誕生と文明の興亡』の手引き


『動物感覚 アニマル・マインドを読み解く』テンプル・グランディン
『死と狂気 死者の発見』渡辺哲夫

 ・手引き
 ・唯識における意識
 ・認識と存在
 ・「我々は意識を持つ自動人形である」
 ・『イーリアス』に意識はなかった

『新版 分裂病と人類』中井久夫
『ユーザーイリュージョン 意識という幻想』トール・ノーレットランダーシュ
『あなたの知らない脳 意識は傍観者である』デイヴィッド・イーグルマン
『奇跡の脳 脳科学者の脳が壊れたとき』ジル・ボルト・テイラー

 やっと半分読み終えたところだ。568ページの大冊。いきなり取り掛かっても理解に苦しむことと思われるので、併読すべき関連書を示しておく。

■(サイ)の発見/『白川静の世界 漢字のものがたり』別冊太陽




ソマティック・マーカー仮説/『デカルトの誤り 情動、理性、人間の脳』(『生存する脳 心と脳と身体の神秘』改題)アントニオ・R・ダマシオ





「意識の誘引」→「意識への誘因」に訂正



 まずは外堀から埋めてゆこう。

ネオ=ロゴスの妥当性について/『死と狂気 死者の発見』渡辺哲夫

 次に物語の意味を学ぶ。

物語る行為の意味/『物語の哲学』野家啓一

 続いて歴史の本質を知る。

世界史は中国世界と地中海世界から誕生した/『世界史の誕生 モンゴルの発展と伝統』岡田英弘
読書の昂奮極まれり/『歴史とは何か』E・H・カー
歴史の本質と国民国家/『歴史とはなにか』岡田英弘
コロンブスによる「人間」の発見/『聖書vs.世界史 キリスト教的歴史観とは何か』岡崎勝世

 で、『ユーザーイリュージョン』へ進みたいところだが、基本的な科学知識がない場合は以下を読む。

太陽系の本当の大きさ/『人類が知っていることすべての短い歴史』ビル・ブライソン

 そして意識を巡る探究においては本書と双璧を成す神本(かみぼん)。

エントロピーを解明したボルツマン/『ユーザーイリュージョン 意識という幻想』トール・ノーレットランダーシュ

 ここまで読めば多くの人々が「自分は天才になってしまった」と錯覚することができるだろう(笑)。だが本気で英知を磨きたいのであれば更に以下へと進む。

『奇跡の脳 脳科学者の脳が壊れたとき』ジル・ボルト・テイラー:竹内薫訳(新潮社、2009年/新潮文庫、2012年)
『宗教を生みだす本能 進化論からみたヒトと信仰』ニコラス・ウェイド:依田卓巳〈よだ・たくみ〉訳(NTT出版、2011年)
『神はなぜいるのか?』パスカル・ボイヤー:鈴木光太郎、中村潔訳(NTT出版、2008年)
脳は神秘を好む/『脳はいかにして〈神〉を見るか 宗教体験のブレイン・サイエンス』アンドリュー・ニューバーグ、ユージーン・ダギリ、ヴィンス・ロース
誤った信念は合理性の欠如から生まれる/『人間この信じやすきもの 迷信・誤信はどうして生まれるか』トーマス・ギロビッチ
『隠れた脳 好み、道徳、市場、集団を操る無意識の科学』シャンカール・ヴェダンタム:渡会圭子〈わたらい・けいこ〉訳(インターシフト、2011年)
宗教の原型は確証バイアス/『動物感覚 アニマル・マインドを読み解く』テンプル・グランディン、キャサリン・ジョンソン
指数関数的な加速度とシンギュラリティ(特異点)/『ポスト・ヒューマン誕生 コンピュータが人類の知性を超えるとき』レイ・カーツワイル

 以上である。「ざまあみやがれ」というほど頭がよくなる。我ながら素晴らしいラインナップだ。「さすが本読み巧者」と褒めてくれ給え。



言語的な存在/『触発する言葉 言語・権力・行為体』ジュディス・バトラー
脳は宇宙であり、宇宙は脳である/『意識は傍観者である 脳の知られざる営み』デイヴィッド・イーグルマン
デカルト劇場と認知科学/『神はなぜいるのか?』パスカル・ボイヤー
高砂族にはフィクションという概念がなかった/『台湾高砂族の音楽』黒沢隆朝
信じることと騙されること/『日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか』内山節
『カミの人類学 不思議の場所をめぐって』岩田慶治
『歴史的意識について』竹山道雄