2011-06-06

デイヴィッド・ベニオフ


 1冊挫折。

 挫折25『卵をめぐる祖父の戦争』デイヴィッド・ベニオフ/田口俊樹訳(ハヤカワ・ポケット・ミステリ、2010年)/120ページで挫ける。文章は大層巧みなのだがプロットが肌に合わず。主人公が卑屈すぎて、コーリャとの対比が残酷さを帯びている。たぶん作品の問題というよりは、私が年をとりすぎていることに原因があるのだろう。注目すべき作家であることは間違いない。

0 件のコメント:

コメントを投稿