古本屋の殴り書き(旧)
「ただ独り、不確かな道を歩め」エリアス・カネッティ
2012-09-09
真っ黒な顔の微笑み
バングラデシュ
の首都
ダッカ
で撮影された写真だ。バッテリーの解体処理で煤(すす)まみれとなっている。それでも尚、人間が笑えることに驚嘆した。嘘のない美しい表情だ。きっと嘘すら許されない苛酷な世界なのだろう。生きてゆくために、我が身の健康を阻害しながら働く人々がいる。それを強いるのは誰か? 巨悪は大きすぎて見えにくい。彼女たちの微笑みに癒され、そして私は怒り狂う。
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人生の逆境を跳ね返し、泣きながら全力疾走する乙女/『裸でも生きる 25歳女性起業家の号泣戦記』山口絵理子
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