2012-03-20

ブルース・シェクター

1冊読了

 17冊目『My Brain is Open 20世紀数学界の異才ポール・エルデシュ放浪記』ブルース・シェクター:グラベルロード訳(共立出版、2003年)/ポール・ホフマンと内容が重複しており、うっかり同じ本を読んだのかと思ったほど。原著は双方ともに1998年となっている。中々難しいのだが、文章はこちらの方がよく、ホフマンの方がドラマ性は高い。特筆すべきは数学の記述で実に洗練されていること。そのうえ正確だ。翻訳でこれほど美しい文章はお目にかかったことがない。一つだけ合点がゆかないのだが、なぜタイトルと著者名を英語表記にしているのだろう?

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