・『ロシアンパワー養成法』足立弘成
・『新トレーニング革命 初動負荷理論に基づくトレーニング体系の確立と展開』小山裕史
・『身体を芯から鍛える! ケトルベルマニュアル』松下タイケイ
・ケトルベルの教科書本
・身体革命
砲丸にハンドルがついた形状をしているケトルベル。ハンドルがついた形状がヤカン(英語でケトル:ketlle)に似ていることからこの名がついたとされています。
その歴史は古く、1704年にロシアの辞書に初めて登場しています。流行り廃りのあるフィットネス市場において、有酸素性能力と無酸素性能力などを省スペースで向上させることができる利便性から再び注目されています。
【『動ける強いカラダを作る! ケトルベル』花咲拓実〈はなさき・たくみ〉(日東書院、2020年)以下同】
無酸素は「ハードスタイル」、有酸素は「ギレヴォイスタイル」というらしい。有酸素運動の代表はクリーン&ジャークである。
とても有酸素運動には見えない(笑)。競技では10分間の回数を競う。ランナーズハイと似た状態(ケトラーズハイ)が現れることもあるらしいので、やはり有酸素運動なのだろう(ケトルベル・スポーツ)。因みにランナーズハイは「狩猟のご褒美」として進化した可能性が研究で指摘されている。やや強い負荷が続くと現れる。
ケトルベルは、重心が球体の真ん中にありハンドルから距離があります。この特異な形状から遠心力を扱ったトレーニングも行えますので、重量を重くしなくても動作スピードを速めて負荷を高めることができるといった特徴があります。また、重心が離れているためにバランスを取りづらく、より多くの筋肉を動員する必要があります。
自然界に完全な球体は存在しない。西洋美術はシンメトリー(左右対称)を好んだが、日本文化は非対称の歪みを愛(め)でた。日本は自然志向なのだろう。筋肉よりも骨の動きを活用したのも日本武術の特長であり、山林が国土の70%を占める地理的背景が関わっている。
ヒンジの姿勢をよく覚えておくこと。最初のうち私は上体を真っ直ぐに起こしていた。腰痛を恐れて。コツは背筋と腰の上下運動でケトルベルを振ることだ。持ち上げる時の初動負荷を意識して、後は浮いたケトルベルに手を添えているだけの状態である。これが出来るようになると20回程度のスイングが可能だ。
集合住宅の場合は布団の上で行った方がよい。落とした場合のことを想定して。握力が弱くなっている中高年はしっかりと脚を開いて、甲部分に落とさぬよう警戒心を100%発揮すること。
個人的には単調な運動しか思いつかなかったのだがそうでもないようだ。私は「primal.swoledier」をフォローするためだけの目的でInstagramに登録した。
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