2011-07-08

ウルバッハ・ビーテ病


 人間でも、扁桃体(へんとうたい)がこわれると感情に障害がみられる。扁桃体だけがこわれてしまう「ウルバッハ・ビーテ病」の患者は、表情から相手の感情を読みとることができなくなる。
 このように扁桃体がこわれると、自分にとって好ましいものと、そうでないものの判断がつかなくなったり、感情を理解できなくなったりする。そのため、扁桃体は快・不快の判断などを行っていると考えられている。

【『ここまで解明された最新の脳科学 脳のしくみ』ニュートン別冊(ニュートン プレス、2008年)】

脳のしくみ―ここまで解明された最新の脳科学 (ニュートンムック Newton別冊)

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