心理学者のエリザベス・ロフタスは、記憶の研究をしています。正確には、彼女が研究しているのは「偽りの記憶」――起きてもいないことの記憶や、事実とは違う形で残っている記憶です。こうした虚偽記憶は、一般に考えられているより普通にあることです。ロフタスは、衝撃的な事例や統計を紹介し、私たちが考えるべき重要な倫理的問題を提示します。
戦争やジェノサイドに至る道程には偽りの記憶が無数に存在することだろう。記憶は偽る。自らが捏造し、他人が書き換えることによって。人間は物語(フィクション)を生きる動物であることがよく理解できる。そして人類は21世紀になっても尚、宗教というフィクションにすがりついているのだ。
・偽りの記憶/『なぜ人はエイリアンに誘拐されたと思うのか』スーザン・A・クランシー
・現実認識は「自己完結的な予言」/『クラズナー博士のあなたにもできるヒプノセラピー 人生を成功に導くための「暗示」の作り方』A・M・クラズナー
・『交通事故鑑定人 鑑定暦五〇年・駒沢幹也の事件ファイル』柳原三佳
・あと知恵バイアス
・「社会への同調」で生まれる「ニセの記憶」:WIRED.jp
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