・注意喚起:冬季ハクキンカイロ依存症候群
・石油ストーブの売り切れが目立ってきた
・灯油ポリタンクを背負う方法
電力不足の情報が出回りつつあるので石油ストーブに関する雑文を書こうかと思ったのだが、amazonを見たところ主要商品の多くが品切れとなっていた。2018年9月6日に北海道胆振東部で震度7の地震が発生し、18分後に北海道全域が停電となった。「ブラックアウト」なる言葉を私は初めて知った。これによってエアコンや石油ファンヒーターを使っている家は暖房を失った。この時の経験から石油ストーブが見直されるようになった。乾電池は必要だが、なければライターかマッチでも点火できる。そしてストーブ上で煮炊きができることも大きなメリットだ。心ある人々は防災グッズの一つとして石油ストーブを用意している。たとえ使用しなくても備えておくことが大切だろう。
ストーブの大きさは部屋のサイズに合わせること。大は小を兼ねると言うがストーブに関しては灯油を喰うだけである。部屋の中央に置く場合は対流式を、壁際に置く場合は反射式を選ぶ。コロナかトヨトミの製品を選べば間違いない。
まじなツイートですが、電力が今週か来週、大停電の可能性があります。その場合の警戒をしてください。全国的現象。拡散希望。煽りではありません。政府もメディアも自分の大失敗の結果のためか積極的に警戒を伝えない。電力会社頑張れ
— 石井孝明(Ishii Takaaki) (@ishiitakaaki) January 7, 2021
電力取引市場、もうフィーバー状態で市場による需給調整なんてできません。電力は普通の物品と違う。経産省の設計ミス。売りが出ない以上買いが一方的になる pic.twitter.com/6wgwT8JiWV
— 石井孝明(Ishii Takaaki) (@ishiitakaaki) January 7, 2021
停電しても石油ストーブは使用可能だ。 https://t.co/kTWdOStDt8
— 小野不一 (@fuitsuono) January 8, 2021
なんでこんなに電気が足りなくなっているのか、既に多くの人がツイートしてるし記事化もされているが、広く伝えるという意味では、全国的な電力不足が見込まれる12日を前に改めてツイートするのも無駄ではないと思うので簡単に言うと、燃料が足らなくなってきていて発電量を増やせないからです。→
— たそがれ電力 (@Twilightepco) January 11, 2021
年末から厳しい寒さが続き大きく伸びた電力需要に応えるため、LNGを使ってどんどん発電してきました。原子力はほとんど動いていないし、雪が降れば太陽光は発電できないのでLNGに頼るしかありませんが、LNGは石油と違い大量に長期間貯めておくのが難しいので、どんどんLNGが減っていきました。→ pic.twitter.com/CRsH7LGRR7
— たそがれ電力 (@Twilightepco) January 11, 2021
さらに、産出国からLNGを運んでくる船の航路が渋滞していたり近くまで来ても海面状況が悪く着桟(荷揚げのために船を桟橋に着けること)できなかったりして、なかなかLNGが届かず燃料が不足し発電できていない訳です。鍋はあり店主もいるがスープが不足してラーメンを作れないようなイメージです。→
— たそがれ電力 (@Twilightepco) January 11, 2021
電力各社が「12日が危ない」というのは、12日は寒さこそ緩むものの全国的に天気が悪いので太陽光発電が見込めず一層の発電量不足が見込まれる一方、三連休明けで産業活動・社会活動が再開するため需要の伸びが見込まれ、需要に発電が追い付かない事態になるかもしれないと危惧しているのです。→ pic.twitter.com/8A3kPkotb4
— たそがれ電力 (@Twilightepco) January 11, 2021
今回の電力不足は、発電機が足りないという発電能力(=kW)の問題ではなく燃料不足で発電できないという発電量(=kWh)の問題なので、ピーク時間帯のみの節電だけでなく時間帯を問わない節電が必要ですし、燃料が届かない限り解決しない問題なので明日12日を乗り切れば終わりという話でもありません。→
— たそがれ電力 (@Twilightepco) January 11, 2021
現時点でいつになれば燃料が届き電力不足が解消されるのかは公表されていないのでわかりませんが、現状の「無理のない範囲での節電」によって事態が改善しない場合、数値目標を持った節電が要請され最終的には計画停電にいたる恐れさえありますので、ぜひとも節電にご協力ください。おしまい
— たそがれ電力 (@Twilightepco) January 11, 2021