年老いた男が打ちひしがれた姿で歩いていた。猫背が背負っていたリュックには大小様々な罪が入っていたのかもしれない。とぼとぼと歩く足が止まった。男は鉢植えの桔梗に目を留め、じっと見入った。 pic.twitter.com/5rSU6aBVrH
— 小野不一 (@fuitsuono) 2016年6月29日
彼が去ると今度は7~8歳くらいの少女がやってきた。少女は花の中に顔をうずめるようにして香りを嗅いだ。そしてスキップしながらどこかへ行った。わずか30秒ほどの出来事である。美しいものに心を留めることこそが美しい。
— 小野不一 (@fuitsuono) 2016年6月29日
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