2022-01-03
2021年に読んだ本ランキング
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明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願いします。
先月の24日午後からネット回線が不通となり、元旦に工事を行いやっと復旧した。水道工事の職人がメーターボックス周りの配線を引っこ抜いた模様。修理費は16390円。プラス光回線使用量の日割り(8日分)を賠償請求する予定である。
今年読んだ本は500冊ちょっと。読了本は150冊程度だと思う。長時間勤務が続いた割にはよく読んだ方だと思う。まだ老眼がないので助かっている。1位は清水ともみの2冊にした。私からすれば現在進行形のルワンダ大虐殺といってよい。ただし、ルワンダやナチスドイツでも「生きながら臓器を抜かれる」ことはなかった。個人的には、「ジェノサイドの根拠が不明」として対中非難決議案を骨抜きにした公明党が、衆院選で得票数を伸ばしたことを忘れることができない。日中国交回復の露払いをしてきた公明党にとっては、日中友好そのものがある種の利権であり、同等の誉(ほま)れになっている。宗教者としての慈悲や思いやりよりも党勢拡大を優先し、それに唯々諾々と従う創価学会員や支持者が“増えた”事実に衝撃を受けた。
からだ本に関しては、血管マッサージ~自律神経刺激を経て口に至ったのは自然の流れか。しかも嚥下(えんげ)機能、舌、唾液、咬合(こうごう)と実に奥が深い。私は40代で扁桃炎を患っており、無呼吸症候群とも相俟(ま)って喉が弱い(※睡眠時に口呼吸となるため)。昨今は嚥下障害気味になることも度々あり、飲み込む力が明らかに衰えてきた。
ざっと紹介するが、ベスト10は厳密なものではなく、それ以外のものも含めて順不同と考えていただいて宜しい。
・『オガトレの 超・超・超かたい体が柔らかくなる30秒ストレッチ』オガトレ
・『免疫力を上げ自律神経を整える 舌(べろ)トレ』今井一彰
・『あなたの老いは舌から始まる 今日からできる口の中のケアのすべて』菊谷武
・『肺炎がいやなら、のどを鍛えなさい』西山耕一郎
・『いつでもどこでも血管ほぐし健康法 自分でできる簡単マッサージ』井上正康
・『長生きは「唾液」で決まる! 「口」ストレッチで全身が健康になる』植田耕一郎
・『実践「免疫革命」爪もみ療法 がん・アトピー・リウマチ・糖尿病も治る』福田稔
・『レディ・ジョーカー』高村薫
・『まわり将棋は技術だ 先崎学の浮いたり沈んだり2』先崎学
・『ゾーン 最終章 トレーダーで成功するためのマーク・ダグラスからの最後のアドバイス』マーク・ダグラス、ポーラ・T・ウエッブ
・『こうして、思考は現実になる』パム・グラウト
・『ゆだねるということ』ディーパック・チョプラ
・『愛国左派宣言』森口朗
・『売国保守』森口朗
・『世界史講師が語る 教科書が教えてくれない 「保守」って何?』茂木誠
・『五・一五事件』小山俊樹
・『手にとるようにNLPがわかる本』加藤聖龍
・『アフターデジタル オフラインのない時代に生き残る』藤井保文、尾原和啓
・『あなたを支配し、社会を破壊する、AI・ビッグデータの罠』キャシー・オニール
・『SYNC なぜ自然はシンクロしたがるのか』スティーヴン・ストロガッツ
10位 『脚・ひれ・翼はなぜ進化したのか 生き物の「動き」と「形」の40億年』マット・ウィルキンソン
9位 『群衆の智慧』(旧題『みんなの意見は案外正しい』)ジェームズ・スロウィッキー
8位 『歴史の教訓 「失敗の本質」と国家戦略』兼原信克
7位 『常歩(なみあし)式スポーツ上達法』常歩研究会編、小田伸午、木寺英史、小山田良治、河原敏男、森田英二
6位 『あなたという習慣を断つ 脳科学が教える新しい自分になる方法』ジョー・ディスペンザ
5位 『データ資本主義 ビッグデータがもたらす新しい経済』ビクター・マイヤー=ショーンベルガー、トーマス・ランジ
4位 『トレイルズ 「道」を歩くことの哲学』ロバート・ムーア
3位 『文化的進化論 人びとの価値観と行動が世界をつくりかえる』ロナルド・イングルハート
1位 『命がけの証言』清水ともみ、楊海英
1位 『私の身に起きたこと とあるウイグル人女性の証言』清水ともみ
2020-12-30
2020年に読んだ本ランキング
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時間がないため大雑把な内容となってしまうが、今年のランキングは以下の通りである。今年読んだ本は750冊ほど。読了本は200冊くらいだと思う。記憶力の低下が著しいので読みながら書かないと、どんどん後回しになってしまう。受信→発信を心掛ける必要あり。以前は受信が溜まれば滴り落ちてくるエキスのようなものがあるだろうと考えていたがそんなものはない。どこにも。年を重ねるに連れて本との出会いは豊かさを増し、人との出会いが貧しくなりつつある。あるいは自分という鐘が鳴り響きにくくなっているのであろうか。
・『マインド・ハッキング あなたの感情を支配し行動を操るソーシャルメディア』クリストファー・ワイリー
・『筋力を超えた「張力」で動く! エネルギーは身体の「すきま」を流れる!動きの本質力向上メソッド』JIDAI
・『動きの天才になる』JIDAI
・『徳富蘇峰終戦後日記 『頑蘇夢物語』』徳富蘇峰
・『税高くして民滅び、国亡ぶ』渡部昇一
・『対論「所得税一律革命」 領収書も、税務署も、脱税もなくなる』加藤寛、渡部昇一
・『自然農法 わら一本の革命』福岡正信
・『樹木たちの知られざる生活 森林管理官が聴いた森の声』ペーター・ヴォールレーベン
・『新しい資本主義 希望の大国・日本の可能性』原丈人
・『シリコンバレー式 自分を変える最強の食事』デイヴ・アスプリー
・『円の支配者 誰が日本経済を崩壊させたのか』リチャード・A・ヴェルナー
・『樹木たちの知られざる生活 森林管理官が聴いた森の声』ペーター・ヴォールレーベン
・『目の見えない人は世界をどう見ているのか』伊藤亜紗
・『日本のいちばん長い日 決定版』半藤一利
・『機関銃下の首相官邸 二・二六事件から終戦まで』迫水久恒
・『昭和陸軍謀略秘史』岩畔豪雄
10位『消えたヤルタ密約緊急電 情報士官・小野寺信の孤独な戦い』岡部伸
9位『人類史のなかの定住革命』西田正規
8位『田中清玄自伝』田中清玄、大須賀瑞夫
7位『皇軍の崩壊』大谷敬一
6位『近代の呪い』渡辺京二
5位『日本人と戦争 歴史としての戦争体験』大濱徹也
4位『日本人の身体』安田登
3位『反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」』草薙龍瞬
2位『反穀物の人類史 国家誕生のディープヒストリー』ジェームズ・C・スコット
1位『文明が不幸をもたらす 病んだ社会の起源』クリストファー・ライアン
2019-12-31
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今年は稀に見る豊作であった。手にした本は500冊強。読了したのは180冊ほどか。読書日記が書けていないので多目に紹介する。いずれも必読書・教科書本で、特にベスト10については甲乙つけがたく僅差の違いしかない。6歳から本を読み始めて丁度半世紀を経たわけだが、本に導かれて歩んできた道が妙味を帯びてきた。尚、『悪の論理』は三度読み、他の倉前本は二度読んでいる。
・『許されざる者』レイフ・GW・ペーション
・『運転者 未来を変える過去からの使者』喜多川泰
・『泣き虫しょったんの奇跡 サラリーマンから将棋のプロへ』瀬川晶司
・『将棋の子』大崎善生
・『したたかな寄生 脳と体を乗っ取る恐ろしくも美しい生き様』成田聡子
・『野菜は小さい方を選びなさい』岡本よりたか
・『オオカミ少女はいなかった スキャンダラスな心理学』鈴木光太郎
・『森林飽和 国土の変貌を考える』太田猛彦
・『ペトロダラー戦争 イラク戦争の秘密、そしてドルとエネルギーの未来』ウィリアム・R・クラーク
・『人類の起源、宗教の誕生 ホモ・サピエンスの「信じる心」が生まれたとき』山極寿一、小原克博
・『医学常識はウソだらけ 分子生物学が明かす「生命の法則」』三石巌
・『宇宙は「もつれ」でできている 「量子論最大の難問」はどう解き明かされたか』ルイーザ・ギルダー
・『「わかる」とはどういうことか 認識の脳科学』山鳥重
・『アルツハイマー病 真実と終焉 “認知症1150万人”時代の革命的治療プログラム』デール・ブレデセン
・『やさしい図解 「川平法」歩行編 楽に立ち、なめらかに歩く 決定版!家庭でできる脳卒中片マヒのリハビリ』川平和美監修
・『ベッドの上でもできる 実用介護ヨーガ』成瀬雅春
・『寡黙なる巨人』多田富雄
・『56歳でフルマラソン 62歳で100キロマラソン』江上剛
・『走れ!マンガ家 ひぃこらサブスリー 運動オンチで85kg 52歳フルマラソン挑戦記!』みやすのんき
・『あなたの歩き方が劇的に変わる! 驚異の大転子ウォーキング』みやすのんき
・『体の知性を取り戻す』尹雄大
・『ウィリアム・フォーサイス、武道家・日野晃に出会う』日野晃、押切伸一
『月刊「秘伝」特別編集 天才・伊藤昇と伊藤式胴体トレーニング「胴体力」入門』月刊「秘伝」編集部編
・『鉄人を創る肥田式強健術』高木一行
・『日本の弓術』オイゲン・ヘリゲル:柴田治三郎訳
・『1日10分で自分を浄化する方法 マインドフルネス瞑想入門』吉田昌生
・『戦争と平和の世界史 日本人が学ぶべきリアリズム』『経済は世界史から学べ!』『ニュースの“なぜ?”は世界史に学べ 日本人が知らない100の疑問』茂木誠
・『日教組』『左翼老人』『自治労の正体』森口朗
・『これでも公共放送かNHK! 君たちに受信料徴収の資格などない』小山和伸
・『誰が国賊か 今、「エリートの罪」を裁くとき』谷沢永一、渡部昇一
・『「よど号」事件最後の謎を解く 対策本部事務局長の回想』島田滋敏
・『忘却の引揚げ史 泉靖一と二日市保養所』下川正晴
・『シベリア抑留 日本人はどんな目に遭ったのか』長勢了治
・『評伝 小室直樹』村上篤直
・『中国古典名言事典』諸橋轍次
・『乃木大将と日本人』スタンレー・ウォシュバン
・『陸奥宗光』『重光・東郷とその時代』『吉田茂とその時代 敗戦とは』岡崎久彦
・『なぜニッポンは歴史戦に負け続けるのか』中西輝政、西岡力
・『英霊の聲』三島由紀夫
・『自衛隊幻想 拉致問題から考える安全保障と憲法改正』荒木和博、荒谷卓、伊藤祐靖、予備役ブルーリボンの会
・『奇蹟の今上天皇』『アメリカの標的 日本はレーガンに狙われている』『韓国の呪い 広がるばかりの日本との差』『アメリカの逆襲 宿命の対決に日本は勝てるか』小室直樹
10位 倉前盛通『悪の論理』『新・悪の論理』『情報社会のテロと祭祀 その悪の解析』『悪の運命学 ひとを動かし、自分を律する強者のシナリオ』『悪の戦争学 国際政治のもう一つの読み方』
9位 『徳の起源 他人をおもいやる遺伝子』マット・リドレー
8位 『アルツハイマー病は治る 早期から始める認知症治療』ミヒャエル・ネールス
7位 『失敗の科学 失敗から学習する組織、学習できない組織』マシュー・サイド
6位 『あなたの体は9割が細菌 微生物の生態系が崩れはじめた』アランナ・コリン
5位 『心を操る寄生生物 感情から文化・社会まで』キャスリン・マコーリフ
4位 『遺伝子 親密なる人類史』シッダールタ・ムカジー
3位 『死すべき定め 死にゆく人に何ができるか』アトゥール・ガワンデ
2位 『アナタはなぜチェックリストを使わないのか? 重大な局面で“正しい決断”をする方法』アトゥール・ガワンデ
1位 『ホモ・デウス テクノロジーとサピエンスの未来』ユヴァル・ノア・ハラリ
2018-12-31
2018年に読んだ本ランキング
・2017年に読んだ本ランキング
・2018年に読んだ本ランキング
今年手をつけた本は368冊+αで、390冊ほどか。春から夏にかけては地図ばかり見ていたので、そこそこ読んだといってよかろう。確認していないが読了本は120冊くらいだと思う。野球の出場試合数と打率に例えれば、500冊開いて150冊読了すればちょうど3割打者となる。読むに値する本はそれほど多くはない。読書のコツは簡単だ。とにかく多くの書物を併読することである。私の場合、大体10~50冊ほどを併読している。時間には限りがあるので面白くない本は自然淘汰される。人間関係と一緒だ。
まずはオススメ本から。
・『わが夫 新田次郎』藤原てい
・『この国を縛り続ける金融・戦争・契約の正体』大井幸子、片桐勇治
・『ストーナー』ジョン・ウィリアムズ
・『サクリファイス』近藤史恵
次に必読書入りしたもの。
・『洞窟オジさん』加村一馬
・『13階段』高野和明
・『生か、死か』マイケル・ロボサム
・『隠蔽捜査』今野敏
・『金価格は6倍になる いますぐ金(ゴールド)を買いなさい』ジェームズ・リカーズ
・『アーロン収容所 西欧ヒューマニズムの限界』会田雄次
・『武士道』新渡戸稲造:矢内原忠雄訳
今年のベスト10は以下の通り。
10位 『人種差別から読み解く大東亜戦争』岩田温
岩田は以下もオススメである。
『平和の敵 偽りの立憲主義』
『だから、改憲するべきである』
『チベット大虐殺と朝日新聞』
9位『究極の身体』高岡英夫
高岡は以下もオススメである。
『人生、ゆるむが勝ち』
『高岡英夫の歩き革命』
『頭が必ずよくなる!「手ゆる」トレーニング』
8位 『身体はトラウマを記録する 脳・心・体のつながりと回復のための手法』べッセル・ヴァン・デア・コーク
7位 『戦国日本と大航海時代 秀吉・家康・政宗の外交戦略』平川新
6位 『動くものはすべて殺せ アメリカ兵はベトナムで何をしたか』ニック・タース
5位 『人種戦争 レイス・ウォー 太平洋戦争もう一つの真実』ジェラルド・ホーン
4位は元外交官の山口洋一。私を岡崎久彦へと導いてくれた恩人である。
・『植民地残酷物語 白人優越意識を解き明かす』
・『敗戦への三つの〈思いこみ〉 外交官が描く実像』
3位は岡潔。27歳も年長の柳田國男を泣かせた小林秀雄と互角に渡り合えるのは岡潔くらいなものだろう。情緒という一点に腰を落とした論調は敗戦に対する反省から生まれたものだ。
・『風蘭』
・『紫の火花』
・『春風夏雨』
・『人間の建設』
2位は岡崎久彦。最終巻の『吉田茂とその時代 敗戦とは』はまだ読んでいる最中である。文章といい内容といい近代史本では最高の部類に入る。
・『陸奥宗光とその時代』
・『小村寿太郎とその時代』
・『幣原喜重郎とその時代』
・『重光・東郷とその時代』
1位は竹山道雄。2014年から日本近代史に関する書籍を読み漁ってきたのは竹山道雄に出会うためであったと思えてならない。私の読書人生ではクリシュナムルティに次ぐ発見といってよい。
・『西洋一神教の世界 竹山道雄セレクションII』
・『主役としての近代 竹山道雄セレクションIV』
・『みじかい命』
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2018-12-21
2016年に読んだ本ランキング
・2015年に読んだ本ランキング
・2016年に読んだ本ランキング
・2017年に読んだ本ランキング
2016年のランキングを書いてないことに気づいた。書けなかった理由すら思い出せない。付箋(ふせん)を貼ったページは全て画像で保存しているので記録に漏れはないのだが、量が多すぎて読んだ時の心の動きがわからない。まあ、そんなわけで不正確な覚え書きとして残しておく。
まずは印象に残った巧妙な悪書を2冊。
・『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』矢部宏治
・『ジェノサイド』高野和明
続いて良書。
・『なぜ専門家の為替予想は外れるのか』富田公彦
・『中国・ロシア同盟がアメリカを滅ぼす日 一極主義 vs 多極主義』北野幸伯
・『隷属国家 日本の岐路 今度は中国の天領になるのか?』北野幸伯
・『日本自立のためのプーチン最強講義 もし、あの絶対リーダーが日本の首相になったら』北野幸伯
・『日本人の知らない「クレムリン・メソッド」 世界を動かす11の原理』北野幸伯
・「三木清における人間の研究」今日出海(『日本文学全集 59 今東光・今日出海』)
次に再読、三読した必読書。外れなし。私の眼は確かだ(笑)。
・『ユーザーイリュージョン 意識という幻想』トール・ノーレットランダーシュ
・『氷川清話』勝海舟:江藤淳、松浦玲編
・『集合知の力、衆愚の罠 人と組織にとって最もすばらしいことは何か』 アラン・ブリスキン、シェリル・エリクソン、ジョン・オット、トム・キャラナン
・『ウィンブルドン』ラッセル・ブラッドン
・『環境と文明の世界史 人類史20万年の興亡を環境史から学ぶ』石弘之、安田喜憲、湯浅赳男
・『「疑惑」は晴れようとも 松本サリン事件の犯人とされた私』河野義行
・『聖書vs.世界史 キリスト教的歴史観とは何か』岡崎勝世
・『なぜ美人ばかりが得をするのか』ナンシー・エトコフ
・『女王陛下のユリシーズ号』アリステア・マクリーン
・『人類が知っていることすべての短い歴史』ビル・ブライソン
・『人間この信じやすきもの 迷信・誤信はどうして生まれるか』トーマス・ギロビッチ
次にオススメ本。
・『声』アーナルデュル・インドリダソン
・『裏切り』カーリン・アルヴテーゲン
・『風の影』カルロス・ルイス・サフォン
・『「読まなくてもいい本」の読書案内 知の最前線を5日間で探検する』橘玲
・『三島由紀夫の死と私』西尾幹二
・『給食で死ぬ!! いじめ・非行・暴力が給食を変えたらなくなり、優秀校になった長野・真田町の奇跡!!』大塚貢、西村修、鈴木昭平
・『「疲れない身体」をいっきに手に入れる本 目・耳・口・鼻の使い方を変えるだけで身体の芯から楽になる!』藤本靖
・『自由と民主主義をもうやめる』佐伯啓思
・『さらば、資本主義』佐伯啓思
・『自滅するアメリカ帝国 日本よ、独立せよ』伊藤貫
・『苦しみをなくすこと 役立つ初期仏教法話 3』アルボムッレ・スマナサーラ
・『心の中はどうなってるの? 役立つ初期仏教法話5』アルボムッレ・スマナサーラ
・『結局は自分のことを何もしらない 役立つ初期仏教法話6』アルボムッレ・スマナサーラ
・『日露戦争を演出した男 モリソン』ウッドハウス暎子
・『武士の娘 日米の架け橋となった鉞子とフローレンス』内田義雄
・『動的平衡 生命はなぜそこに宿るのか』福岡伸一
・『動的平衡2 生命は自由になれるのか』福岡伸一
・『失われてゆく、我々の内なる細菌』マーティン・J・ブレイザー
・『人間原理の宇宙論 人間は宇宙の中心か』松田卓也
・『「アメリカ小麦戦略」と日本人の食生活』鈴木猛夫
・『コールダー・ウォー ドル覇権を崩壊させるプーチンの資源戦争』マリン・カツサ
・『天皇畏るべし 日本の夜明け、天皇は神であった』小室直樹
・『ブッダが説いたこと』ワールポラ・ラーフラ
・『呼吸による癒し 実践ヴィパッサナー瞑想』ラリー・ローゼンバーグ
・『幸せになる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教えII』岸見一郎、古賀史健
必読書入りしたのが以下。
・『5つのコツで もっと伸びる カラダが変わる ストレッチ・メソッド』谷本道哉、石井直方
・『ヒトラーの経済政策 世界恐慌からの奇跡的な復興』武田知弘
・『大東亜戦争肯定論』林房雄
・『アメリカの鏡・日本 完全版』ヘレン・ミアーズ
・『ファストフードが世界を食いつくす』エリック・シュローサー
・『脳はバカ、腸はかしこい』藤田紘一郎
・『日本永久占領 日米関係、隠された真実』片岡鉄哉
・『父、坂井三郎 「大空のサムライ」が娘に遺した生き方』坂井スマート道子
・『ゴーマニズム宣言SPECIAL 天皇論』小林よしのり
・『往復書簡 いのちへの対話 露の身ながら』多田富雄、柳澤桂子
・『金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント 経済的自由があなたのものになる』ロバート・キヨサキ、シャロン・レクター
・『ドル消滅 国際通貨制度の崩壊は始まっている!』ジェームズ・リカーズ
・『通貨戦争 崩壊への最悪シナリオが動き出した!』ジェームズ・リカーズ
・『複雑系 科学革命の震源地・サンタフェ研究所の天才たち』M・ミッチェル・ワールドロップ
・『人が死なない防災』片田敏孝
・『新・人は皆「自分だけは死なない」と思っている 自分と家族を守るための心の防災袋』山村武彦
で、ベスト10である。
10位 『量子力学で生命の謎を解く 量子生物学への招待』ジム・アル=カリーリ、ジョンジョー・マクファデン
9位 『砂の王国』荻原浩
8位 『昭和45年11月25日 三島由紀夫自決、日本が受けた衝撃』中川右介
7位 『われ巣鴨に出頭せず 近衛文麿と天皇』工藤美代子
6位 『確信する脳 「知っている」とはどういうことか』ロバート・A・バートン
5位 『べてるの家の「当事者研究」』浦河べてるの家
4位 『悟り系で行こう 「私」が終わる時、「世界」が現れる』那智タケシ
3位 『わかっちゃった人たち 悟りについて普通の7人が語ったこと』サリー・ボンジャース
2位 『タオを生きる あるがままを受け入れる81の言葉』バイロン・ケイティ、スティーヴン・ミッチェル
1位 『人間の本性について』エドワード・O ウィルソン
『人間の本性について』は一度挫折しているだけに思い入れが深い。
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2017-12-31
2017年に読んだ本ランキング
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今年手をつけたのは400冊ほどで読了本は120冊前後だと思う。まずは再読本から紹介しよう。「必読書」たり得るかどうかの検証を兼ねている。
『脳はいかにして〈神〉を見るか 宗教体験のブレイン・サイエンス』アンドリュー・ニューバーグ、ユージーン・ダギリ、ヴィンス・ロース/再読。
『あなたの知らない脳 意識は傍観者である』デイヴィッド・イーグルマン/再読。
『狂気のモザイク』ロバート・ラドラム/6回目。個人的には『暗殺者』よりも好きな作品だ。
『ものぐさ精神分析』『続 ものぐさ精神分析』岸田秀/3回目。
『孟嘗君』宮城谷昌光/再読。
『楽毅』宮城谷昌光/再読。やはり『孟嘗君』の続篇として読むのがいいので必読書入り。
『ボーン・コレクター』ジェフリー・ディーヴァー/再読。
膝痛本は十数冊読んだが一押しがこれ。
『ひざの激痛を一気に治す自力療法No.1』マキノ出版ムック『安心』特別編集
具体的な対処法がコンパクトにまとめられていて、健康本にありがちな誤謬もかなり少ない。
『七帝柔道記』増田俊也
『北の海(上)』『北の海(下)』井上靖
『VTJ前夜の中井祐樹』増田俊也
七帝(高専)柔道シリーズ。『北の海』は飛ばし読み。井上靖が経験者だとは知らなんだ。ランクインというわけではないのだが若い人に読んで欲しい。
次に番外。
『台湾高砂族の音楽』黒沢隆朝
飯嶋和一と宮城谷昌光はどれもオススメできる。
『出星前夜 』飯嶋和一
『狗賓童子の島』飯嶋和一
『管仲(上)』『管仲(下)』宮城谷昌光
『湖底の城』宮城谷昌光
『草原の風』宮城谷昌光
では、ランキングを。郡司ペギオ幸夫はまだ途中までしか読んでいない。
15位『いま沖縄で起きている大変なこと』惠隆之介
14位『春宵十話』岡潔
13位『カルトの子 心を盗まれた家族』米本和広
12位『群れは意識をもつ 個の自由と集団の秩序』郡司ペギオ幸夫
11位『『闇の奥』の奥 コンラッド・植民地主義・アフリカの重荷』藤永茂
10位『大東亜戦争とスターリンの謀略 戦争と共産主義』三田村武夫
9位『日本教の社会学』小室直樹、山本七平
8位『「ものづくり」の科学史 世界を変えた《標準革命》』橋本毅彦
7位『人類を変えた素晴らしき10の材料 その内なる宇宙を探険する』マーク・ミーオドヴニク
6位『世界をつくった6つの革命の物語 新・人類進化史』スティーブン・ジョンソン
5位『デジタル・ゴールド ビットコイン、その知られざる物語』ナサニエル・ポッパー
4位『しらずしらず あなたの9割を支配する「無意識」を科学する』レナード・ムロディナウ
3位『ビッグデータの正体 情報の産業革命が世界のすべてを変える』ビクター・マイヤー=ショーンベルガー、ケネス・クキエ
2位『〈インターネット〉の次に来るもの 未来を決める12の法則』ケヴィン・ケリー
1位『サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福』ユヴァル・ノア・ハラリ
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2015-12-31
2015年に読んだ本ランキング
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・2016年に読んだ本ランキング
数日前からピックアップしたところ、たちまち60~70冊ほどになってしまった。今年は読了本が多かったため、1/3ほどのヒット率と見てよい。思い切って10冊に絞ろうとしたのだが、やはり無理であった。20冊にするのも難しかった。順位はつけているがそれほど大差があるわけではない。心に受けた衝撃度を基準にした。何か書こうかと思ったのだが、腱鞘炎がぶり返してきているので読書日記へのリンクのみとした。一年間ご愛読いただき誠にありがとうございました。伏して御礼申し上げる次第です。それでは皆さん、よいお年を。
20位『生ける屍の結末 「黒子のバスケ」脅迫事件の全真相』渡邊博史
19位『龍馬の黒幕 明治維新と英国諜報部、そしてフリーメーソン』加治将一
18位『明治維新という過ち 日本を滅ぼした吉田松陰と長州テロリスト』原田伊織
17位『平成経済20年史』紺谷典子
16位『パール判事の日本無罪論』田中正明
15位『言挙げせよ日本 欧米追従は敗者への道』松原久子
14位『記憶喪失になったぼくが見た世界』坪倉優介
13位『休戦』プリーモ・レーヴィ
12位『決定版 国民の歴史(上)』『決定版 国民の歴史(下)』西尾幹二
11位『父、坂井三郎 「大空のサムライ」が娘に遺した生き方』坂井スマート道子
10位『創られた「日本の心」神話 「演歌」をめぐる戦後大衆音楽史』輪島祐介
9位『インテリジェンス戦争の時代 情報革命への挑戦』藤原肇
8位『日本人のための憲法原論』小室直樹
7位『F機関 アジア解放を夢みた特務機関長の手記』藤原岩市
6位『逝きし世の面影』渡辺京二
5位『日本の戦争Q&A 兵頭二十八軍学塾』兵頭二十八
4位『消えたい 虐待された人の生き方から知る心の幸せ』高橋和巳
3位『嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え』岸見一郎、古賀史健
2位『人間科学』養老孟司
1位『ある明治人の記録 会津人柴五郎の遺書』石光真人
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2014-12-31
2014年に読んだ本ランキング
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・2015年に読んだ本ランキング
今年は菅沼光弘との出会いが衝撃であった。菅沼は正真正銘の国士であると思う。小野田寛郎〈おのだ・ひろお〉と同じ精神の輝きを放っている。こういう人物を知ると何となく佐藤優の正体が透けて見える。本物が偽物を炙(あぶ)り出すのだ。菅沼本はあと2冊を残すのみ。ただ、語り下ろしが多いため著作の完成度はやや低く、既に紹介中ということもありランキングからは除外した。
再読のため『すばらしい新世界』オルダス・ハクスリーも除いた。二度目の方が面白いという傑作だ。
印象に残ったものをアトランダムに紹介しよう。
まずは山岳ものから。
『凍』沢木耕太郎
『垂直の記憶』山野井泰史
私が山男に憧れるのは彼らを「現代の僧侶」と考えているためである。酸素が薄い酷寒の高所を登攀(とうはん)するストイシズムは大衆消費社会と全くの別世界である。沢木本は山野井夫妻を描いたノンフィクション。著名な作家が一隅を照らす人物に光を当ててくれた。よくぞ! と感嘆せずにはいられない。山野井の童顔は雰囲気がジョージ・マロリーとよく似ている。
次にマネー本から。
『国債は買ってはいけない!』武田邦彦
『2015年の食料危機 ヘッジファンドマネージャーが説く次なる大難』齋藤利男
武田本は粗雑ではあるものの、税と国債の矛盾を指摘したところが卓越している。齋藤本は食料安全保障への警鐘を鳴らした内容で、素人にもわかりやすい。
続いて漢字本を。
『三国志読本』宮城谷昌光
『回思九十年』白川静
白川と宮城谷の対談が重複している。このあたりと以下の小林本は若い人に読んで欲しい。
『小林秀雄対話集 直観を磨くもの』小林秀雄
『学生との対話』小林秀雄
私は小林秀雄を感情スピリチュアリズムと考えており嫌いなのだが、この2冊は凄い。特に後者は私も待望していた作品だ。
『苦海浄土 池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 第3集 III-04』石牟礼道子
迷いに迷った挙げ句、「必読書」に入れなかった本である。入れても構わないのだが、ノンフィクションと謳いながら、後年になって創作があったことを石牟礼は述べている。その政治性に嫌悪感を抱いてしまう。最初から「被害者の呪い」を描いた文学作品とすればよかったのだ。当時の公害に違法性がなかった事実を忘れてはなるまい。
『「食べない」健康法 』石原結實
実践中。実用書は読者の行動を変えるかどうかが勝負の分け目。わたしゃ、直ぐ実践したよ。ただし合理性には疑問が残る。
続いて小室直樹による近代史の講義。
『封印の昭和史 [戦後50年]自虐の終焉』小室直樹、渡部昇一
『日本国民に告ぐ 誇りなき国家は、滅亡する』小室直樹
小室は合理主義者であり、学問における原理主義者であるといってよい。政治性やイデオロギーとは無縁の人物だ。その小室を通して渡部昇一が「日本近代史を正しく伝える」先駆者であることを知った。1990年代、渡部や谷沢永一は右翼の片棒を担いでいると思われていた。私もその一人だ。今になってわかるが、彼ら以外は時流に阿(おもね)る学者でしかなかった。東京裁判史観を粉砕することなくして日本の独立はない。
以上は甲乙つけがたいがゆえにランキングから外したがどれも面白い。続いてベスト15を。今年も我が選球眼が衰えることはなかった。ヨガナンダとローリング・サンダーは密教研究の重要なテキストであると考える。
15位『円高円安でわかる世界のお金の大原則』岩本沙弓
14位『資本主義の終焉と歴史の危機』水野和夫
13位『標的(ターゲット)は11人 モサド暗殺チームの記録』ジョージ・ジョナス
12位『ブッダの教え 一日一話』アルボムッレ・スマナサーラ
11位『アルゴリズムが世界を支配する』クリストファー・スタイナー
10位『サバイバル宗教論』佐藤優
9位『増補 日本美術を見る眼 東と西の出会い』高階秀爾
8位『アメリカの国家犯罪全書』ウィリアム・ブルム
7位『ショック・ドクトリン 惨事便乗型資本主義の正体を暴く』ナオミ・クライン
6位『悩む力 べてるの家の人びと』斉藤道雄&『治りませんように べてるの家のいま』斉藤道雄
5位『あるヨギの自叙伝』パラマハンサ・ヨガナンダ
4位『ローリング・サンダー メディスン・パワーの探究』ダグ・ボイド
3位『生きる技法』安冨歩
2位『驕れる白人と闘うための日本近代史』松原久子
1位『生物にとって時間とは何か』池田清彦
2013-12-31
2013年に読んだ本ランキング
・2012年に読んだ本ランキング
・2013年に読んだ本
ウーム、こうして一覧表にしておかなければ何ひとつ思い出すことができない。加齢恐るべし。これが50歳の現実だ。ランキングは日記ならぬ年記みたいなものだ。自分の心の変化がまざまざと甦(よみがえ)る。ニコラス・ジャクソン著『タックスヘイブンの闇 世界の富は盗まれている!』を書き忘れていたので、今年読了した本は66冊。
まずはシングルヒット部門から。
『人生がときめく片づけの魔法』近藤麻理恵
『写真集 野口健が見た世界 INTO the WORLD』野口健
『日本文化の歴史』尾藤正英
『本当の戦争 すべての人が戦争について知っておくべき437の事柄』クリス・ヘッジズ
『心は孤独な数学者』藤原正彦
『人間の叡智』佐藤優
再読した作品は順位から外す。
『なぜ投資のプロはサルに負けるのか? あるいは、お金持ちになれるたったひとつのクールなやり方』藤沢数希
『金持ち父さん貧乏父さん アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学』ロバート・キヨサキ、シャロン・レクター
『自己の変容 クリシュナムルティ対話録』クリシュナムルティ
次に仏教関連。『出家の覚悟』は読了していないが、スマナサーラ長老の正体を暴いてくれたので挙げておく。
『出家の覚悟 日本を救う仏教からのアプローチ』アルボムッレ・スマナサーラ、南直哉
『つぎはぎ仏教入門』呉智英
『知的唯仏論』宮崎哲弥、呉智英
これまた未読本。何とはなしに日蓮と道元の関係性を思った。歯が立たないのは飽くまでも私の脳味噌の問題だ。
『宮廷人と異端者 ライプニッツとスピノザ、そして近代における神』マシュー・スチュアート
以下、ミステリ。外れなし。
『寒い国から帰ってきたスパイ』ジョン・ル・カレ
『催眠』ラーシュ・ケプレル
『エージェント6』トム・ロブ・スミス
格闘技ファン必読の評伝。ただし内容はド演歌の世界だ。
『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』増田俊也
宗教全般。
『ドアの向こうのカルト 九歳から三五歳まで過ごしたエホバの証人の記録』佐藤典雅
『宗教の秘密 世界を意のままに操るカラクリの正体』苫米地英人
マネー本は良書が多かった。興味のある人は昇順で読めばいい。
『新・マネー敗戦 ドル暴落後の日本』岩本沙弓
『為替占領 もうひとつの8.15 変動相場制に仕掛らけれたシステム』岩本沙弓
『マネーロンダリング入門 国際金融詐欺からテロ資金まで』橘玲
『タックス・ヘイブン 逃げていく税金』志賀櫻
『タックスヘイブンの闇 世界の富は盗まれている!』ニコラス・ジャクソン
『サヨナラ!操作された「お金と民主主義」 なるほど!「マネーの構造」がよーく分かった』天野統康
『マネーの正体 金融資産を守るためにわれわれが知っておくべきこと』吉田繁治
『紙の約束 マネー、債務、新世界秩序』フィリップ・コガン
9位『〈借金人間〉製造工場 “負債"の政治経済学』マウリツィオ・ラッツァラート
新しい知識として。
『アフォーダンス 新しい認知の理論』佐々木正人
政治関連。増税に向かう今、高橋本は必読のこと。
『民主主義の未来 リベラリズムか独裁か拝金主義か』ファリード・ザカリア
『官愚の国 なぜ日本では、政治家が官僚に屈するのか』高橋洋一
『さらば財務省! 政権交代を嗤う官僚たちとの訣別』高橋洋一
10位『危機の構造 日本社会崩壊のモデル』小室直樹
宮城谷昌光。
『青雲はるかに』(上下)宮城谷昌光
『太公望』(全3冊)宮城谷昌光
ディストピアとオカルト。
『科学とオカルト』池田清彦
『われら』ザミャーチン
8位『すばらしい新世界』オルダス・ハクスリー
科学関連。まあ毎年毎年驚くことばかりである。
3位『そして世界に不確定性がもたらされた ハイゼンベルクの物理学革命』デイヴィッド・リンドリー
『量子が変える情報の宇宙』ハンス・クリスチャン・フォン=バイヤー
7位『インフォメーション 情報技術の人類史』ジェイムズ・グリック
2位『宇宙をプログラムする宇宙 いかにして「計算する宇宙」は複雑な世界を創ったか?』セス・ロイド
宗教原始と宇宙創世の世界。ブライアン・グリーンの下巻は挫折。必ず再チャレンジする。
5位『神々の沈黙 意識の誕生と文明の興亡』ジュリアン・ジェインズ
6位『宇宙を織りなすもの 時間と空間の正体』ブライアン・グリーン
初期仏教関連。
『原訳「法句経(ダンマパダ)」一日一話』アルボムッレ・スマナサーラ
『原訳「スッタ・ニパータ」蛇の章』アルボムッレ・スマナサーラ
4位『シッダルタ』ヘルマン・ヘッセ
やはり同い年ということもあって佐村河内守を1位としておく。
1位『交響曲第一番』佐村河内守
2012-12-31
2012年に読んだ本ランキング
・2011年に読んだ本ランキング
『学校では教えてくれない本当のアメリカの歴史(下) 1901-2006年』と小室直樹著『消費税は民意を問うべし 自主課税なき処にデモクラシーなし』を書いていなかったので、今年読了した本は72冊である。挫折本が異様に多いのは、いよいよ余生が残り少なくなっており取捨選択を厳しくしているためだ。なお昨年同様クリシュナムルティは入れていない。また小説も除いた。
『奇貨居くべし』宮城谷昌光
『楽毅』宮城谷昌光
『黄金旅風』飯嶋和一
『神無き月十番目の夜』飯嶋和一
『とうに夜半を過ぎて』レイ・ブラッドベリ
次に小室直樹と苫米地英人も除いた。
『悪の民主主義 民主主義原論』小室直樹
『数学嫌いな人のための数学 数学原論』小室直樹
『現代版 魔女の鉄槌』苫米地英人
『利権の亡者を黙らせろ 日本連邦誕生論 ポスト3.11世代の新指針』苫米地英人
更に今年最も大きな収穫ともいえるアルボムッレ・スマナサーラ長老も除いた。
『怒らないこと 役立つ初期仏教法話 1』アルボムッレ・スマナサーラ
『怒らないこと 2 役立つ初期仏教法話 11』アルボムッレ・スマナサーラ
『心は病気 役立つ初期仏教法話 2』アルボムッレ・スマナサーラ
『苦しみをなくすこと 役立つ初期仏教法話 3』アルボムッレ・スマナサーラ
石原吉郎関連も除いた。
『シベリア抑留とは何だったのか 詩人・石原吉郎のみちのり』畑谷史代
ではまず番外から紹介しよう。
『拒否できない日本 アメリカの日本改造が進んでいる』関岡英之
『地下足袋の詩(うた) 歩く生活相談室18年』入佐明美
『ストレス、パニックを消す! 最強の呼吸法 システマ・ブリージング』北川貴英
『ブッダの人と思想』中村元
『学校では教えてくれない本当のアメリカの歴史(上) 1492-1901年』ハワード ジン、レベッカ・ステフォフ編
『学校では教えてくれない本当のアメリカの歴史(下) 1901-2006年』ハワード ジン、レベッカ・ステフォフ編
『魂の錬金術 エリック・ホッファー全アフォリズム集』エリック・ホッファー
『完全なる証明 100万ドルを拒否した天才数学者』マーシャ・ガッセン
『複雑で単純な世界 不確実なできごとを複雑系で予測する』ニール・ジョンソン
次にベスト10。判断が難しいため同立順位が複数あることをご了承願おう。
10位 『原発危機と「東大話法」 傍観者の論理・欺瞞の言語』安冨歩
9位 『史上最大の発明アルゴリズム 現代社会を造りあげた根本原理』デイヴィッド・バーリンスキ
8位 『カウンセリングの技法』國分康孝
7位 『意識は傍観者である 脳の知られざる営み』デイヴィッド・イーグルマン
6位 『通貨戦争 影の支配者たちは世界統一通貨をめざす』宋鴻兵〈ソン・ホンビン〉
6位 『ロスチャイルド、通貨強奪の歴史とそのシナリオ 影の支配者たちがアジアを狙う』宋鴻兵〈ソン・ホンビン〉
5位 『放浪の天才数学者エルデシュ』ポール・ホフマン
5位 『My Brain is Open 20世紀数学界の異才ポール・エルデシュ放浪記』ブルース・シェクター
4位 『隠れた脳 好み、道徳、市場、集団を操る無意識の科学』シャンカール・ヴェダンタム
3位 『宗教は必要か』バートランド・ラッセル
3位 『奇跡の脳 脳科学者の脳が壊れたとき』ジル・ボルト・テイラー
2位 『ザ・ワーク 人生を変える4つの質問』バイロン・ケイティ、スティーヴン・ミッチェル
1位 『神はなぜいるのか?』パスカル・ボイヤー
・2013年に読んだ本ランキング
2011-12-31
2011年に読んだ本ランキング
うっかりしていた。例年だと11月後半からランキング作成に着手するのだが、今日の今日まで失念していた。はてなから引っ越したことも影響したのだろう。というわけで時間がないため、「ベスト30」を紹介する。尚、クリシュナムルティは除いた。読書は年季によって選球眼が高まる。私は文才もなければ学識があるわけでもない。そんなことは自分が一番よくわかっている。強みは感受性と直観のみだ(笑)。だから書評には自信がないが、本を選ぶ眼には過剰なまでの自信がある。かつて私よりセンスのある人物を見たことがない。ま、そんなわけでご参考になれば、これ幸い。それでは皆さん、よいお年を。
・2010年に読んだ本ランキング
・2011年に読んだ本
・2011年に読んだ本ランキング
・2012年に読んだ本ランキング
番外『まんが パレスチナ問題』山井教雄
番外『旅行者の朝食』米原万里
番外『「私たちの世界」がキリスト教になったとき コンスタンティヌスという男』ポール・ヴェーヌ
番外『自動車の社会的費用』宇沢弘文
30位『超マクロ展望 世界経済の真実』水野和夫、萱野稔人
29位『襲われて 産廃の闇、自治の光』柳川喜郎
28位『トランクの中の日本 米従軍カメラマンの非公式記録』ジョー・オダネル、ジェニファー・オルドリッチ
27位『スリー・カップス・オブ・ティー 1杯目はよそ者、2杯目はお客、3杯目は家族』グレッグ・モーテンソン、デイヴィッド・オリヴァー・レーリン
26位『ルワンダ ジェノサイドから生まれて』写真、インタビュー=ジョナサン・トーゴヴニク
25位『共感の時代へ 動物行動学が教えてくれること』フランス・ドゥ・ヴァール
24位『絶対製造工場』カレル・チャペック
23位『最悪期まであと2年! 次なる大恐慌 人口トレンドが教える消費崩壊のシナリオ』ハリー・S・デント・ジュニア
22位『生き残る判断 生き残れない行動 大災害・テロの生存者たちの証言で判明』アマンダ・リプリー
21位『自殺する種子 アグロバイオ企業が食を支配する』安田節子
20位『緑雨警語』斎藤緑雨
19位『リサイクル幻想』武田邦彦(文春新書、2000年)
18位『大野一雄 稽古の言葉』大野一雄著、大野一雄舞踏研究所編
17位『逝かない身体 ALS的日常を生きる』川口有美子
16位『生活の世界歴史 9 北米大陸に生きる』猿谷要
15位『集合知の力、衆愚の罠 人と組織にとって最もすばらしいことは何か』アラン・ブリスキン、シェリル・エリクソン、ジョン・オット、トム・キャラナン
14位『哲学、脳を揺さぶる オートポイエーシスの練習問題』河本英夫
13位『イタリア抵抗運動の遺書 1943.9.8-1945.4.25』P・マルヴェッツィ、G・ピレッリ編
12位『一神教の闇 アニミズムの復権』安田喜憲
11位『アウシュヴィッツは終わらない あるイタリア人生存者の考察』プリーモ・レーヴィ
10位『イエス』R・ブルトマン
9位『ナット・ターナーの告白』ウィリアム・スタイロン
8位『歴史とはなにか』岡田英弘
7位『歴史とは何か』E・H・カー
6位『孟嘗君』宮城谷昌光
5位『インディアスの破壊についての簡潔な報告』ラス・カサス
4位『日本人のための宗教原論 あなたを宗教はどう助けてくれるのか』小室直樹
3位『小説ブッダ いにしえの道、白い雲』ティク・ナット・ハン
2位『宗教を生みだす本能 進化論からみたヒトと信仰』ニコラス・ウェイド
1位『ポスト・ヒューマン誕生 コンピュータが人類の知性を超えるとき』レイ・カーツワイル
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