2013-01-05

セス・ロイド


 1冊読了。

 2冊目『宇宙をプログラムする宇宙 いかにして「計算する宇宙」は複雑な世界を創ったか?』セス・ロイド:水谷淳〈みずたに・じゅん〉訳(早川書房、2007年)/情報と宇宙を「計算」という概念で読み解いた一書。2013年の1位は本書でほぼ決まりか。「初めにビットありき」――「あ」と思った瞬間、陸続と「!」が脳内を駆け巡った。少々難しい内容も含まれるが、「宇宙は量子コンピュータである」という展開は非上にわかりやすい。つまり生命とは「情報処理の当体」と考えることが可能だ。


関連書

宇宙を復号する―量子情報理論が解読する、宇宙という驚くべき暗号量子が変える情報の宇宙ブラックホール戦争 スティーヴン・ホーキングとの20年越しの闘い物質のすべては光―現代物理学が明かす、力と質量の起源

脳は宇宙であり、宇宙は脳である/『意識は傍観者である 脳の知られざる営み』デイヴィッド・イーグルマン

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