2013-02-25

KOKIA - 2012


 心を打たれた。魂が震えた。歌こそは呪術だ。




 このDVDは公式サイトのみで販売されている。動画は1回だけ見てからDVDを買おうね。

公式サイト
Wikipedia

The VOICE 10th anniversary concert [DVD]Wherever I am~world tour 2009 in Europe~ [DVD]LIVE IN PARIS [DVD]

はてなホットエントリー


 初めて紹介されたのだが、完全に見落としていた。


『古本屋の覚え書き』の人気エントリー
『古本屋の殴り書き』の人気エントリー

2013-02-24

KOKIA - この胸の苦しみが愛おしいほどに生きて


 真ん中の動画はKOKIA本人がアップしたようだ。尚、DVDにこの曲が入っているかどうかは未確認である。本物の歌手はCDよりもライブに軍配が上がる。現代の巫女(みこ)といってよい。







KOKIA∞AKIKO~balance~Wherever I am~world tour 2009 in Europe~ [DVD]

増刷 『累犯障害者 獄の中の不条理』山本譲司

2013-02-19

鬼頭宏、山田真哉


 2冊挫折、1冊読了。

図説 人口で見る日本史』鬼頭宏(PHP研究所、2007年)/図説とあるのだから横書きだと察するべきであった。鎌倉時代の人口減少だけを確認した。

さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学』山田真哉(光文社新書、2005年)/下の本と比べると明らかに文章がボヤけている。

 9冊目『世界一やさしい会計の本です』山田真哉(日本実業出版社、2004年/新装版、2009年)/面白かった。資本主義の欺瞞を確認する目的で読んだ。少し見えてきた。ま、大人としては、せめて財務諸表を読める程度の知識は持ち合わせたいところ。

目撃された人々 32

2013-02-16

ロシアに隕石が落下する瞬間のまとめ動画


 で、直径400kmの巨大隕石が地球に衝突するとこうなる。

ノーベル賞授賞式:山中教授とお供の逆格差


渉外部」とは京都大学の部署であるとのこと。


iPS細胞山中教授の待遇が悪いとのツイートが大拡散
ノーベル賞受賞式での山中教授の待遇が酷すぎると話題→デマでした - NAVER まとめ

2013-02-13

マナーモード

2013-02-12

光の子


 いわさきちひろの絵かと思った。堤防の上を歩いているのだろうか。少し俯き加減で、足元に不安がある。その危うさが見事に少年心理を捉える。だが、その細い骨格と非力な筋肉に無限の可能性を秘めているのだ。光の子らよ、真っ直ぐに己(おの)が人生を歩め。

2013-02-09

百田尚樹


 1冊挫折。

風の中のマリア』百田尚樹〈ひゃくた・なおき〉(講談社、2009年/講談社文庫、2011年)/オオスズメバチ小説。文章が読みやすい。ただ本書を読むには私が年を取り過ぎていた。

2013-02-08

アイルランド首相、被害女性に謝罪=奴隷労働施設送りに国家関与


【ダブリンAFP=時事】カトリックの国アイルランドで1922~96年、1万人以上の女性が奴隷労働をさせられていた「マグダレン修道院事件」について、調査委員会が収容者の4分の1以上は国家の手で送り込まれていたと結論付けた。これを受けケニー首相は5日、議会で謝罪した。
 マグダレン修道院に収容されたのは、未婚の母をはじめ、カトリックの教義を厳格に解釈し「堕落している」とみなされた女性たち。マカリース前大統領の夫マーティン・マカリース上院議員率いる調査委が2011年に発足し、国家の関与を調べていた。
 その結果、福祉事務所や学校、司法機関が修道院送りに介在していたことが判明。ケニー首相も「さまざまな経緯で女性たちは収容されたが、うち26%は国家が関与する形でマグダレン修道院に送られていた」と認めた。

時事ドットコム 2013-02-08

マグダレンの祈り (ヴィレッジブックス)マグダレンの祈り [DVD]

2013-02-07

佐村河内守


 1冊読了。

 8冊目『交響曲第一番』佐村河内守〈さむらごうち・まもる〉(講談社、2007年)



 今年の1位はこれで決まりだ。セス・ロイド著『宇宙をプログラムする宇宙』も凄いが、やはり感動の深さが違う。佐村河内は私と同い年である。つまり同じ時代を呼吸しながら生きてきたわけだ。その時自分は何をしていたか。瞬時に記憶が蘇る。幼少時の過酷なピアノ稽古、弟の交通事故死、単身上京しホームレスとなりながらも独学で音楽を修める。襲いくる偏頭痛と耳鳴り。そして遂に音は途絶えた。聾者(ろうしゃ)となっても耳鳴りは止まない。闇は果てしなく底が知れなかった。佐村河内は精神に変調を来たし、糞尿まみれとなりながらも作曲を手放さなかった。「交響曲第1番《HIROSHIMA》」完成直後に自殺未遂。そして「交響曲第2番」の完成後にも自殺未遂をしている。彼を救ったのは障害をもつ少女だった。奇蹟は184ページで訪れる。だが試練の波はその後も執拗に押し寄せた。修羅、という言葉では足りない。佐村河内は正真正銘の地獄を生き、今もそこにとどまっている。彼の絶対音感が生む「闇の音」が鳴り響く。死と隣り合わせの位置から生の歓びが噴き上げる。これはもうCDを買うしかあるまい。願わくは土田世紀に漫画化してもらいたい。

佐村河内守:交響曲第1番 HIROSHIMAシャコンヌ ~佐村河内守 弦楽作品集鬼武者

2013-02-06

ロバート・キヨサキ、シャロン・レクター、岩本沙弓


 2冊読了。

 6冊目『金持ち父さん貧乏父さん アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学』ロバート・キヨサキ、シャロン・レクター:白根美保子〈しらね・みほこ〉訳(筑摩書房、2000年)/再読。やはり名著であると思う。ゲームの販促本であるとしてもだ。正しく理解するためにはマーケットの知識が不可欠だ。

 7冊目『為替占領 もうひとつの8.15 変動相場制に仕掛らけれたシステム』岩本沙弓〈いわもと・さゆみ〉(ヒカルランド、2011年)/岩本沙弓は心根がよい。小股の切れ上がった文章を書く。帯の惹句に苫米地英人の名前は不要だろう。

2013-02-05

阿弥陀如来サーバ


ダニエル・L・エヴェレット、高橋洋一、古賀史健


 3冊挫折。

ピダハン 「言語本能」を超える文化と世界観』ダニエル・L・エヴェレット:屋代通子訳(みすず書房、2012年)/ピダハンとはアマゾン奥地で暮らす少数民族である。一人の伝道師が言語研究を目的として派遣される。ピダハンには「神」という言葉も存在しなかった。数十年にわたるフィールドワークを経て、著者のキリスト教世界が激しく揺らぐ。良書。若い人にお勧めしよう。

高橋教授の経済超入門』高橋洋一(アスペクト、2011年)/著者は元財務相官僚で次の日銀総裁に名前が上がっている人物だ。ページをめくるたびに目から鱗が落ちる。岩本沙弓が面白すぎて挫折。

20歳の自分に受けさせたい文章講義』古賀史健〈こが・ふみたけ〉(星海社新書、2012年)/各所で絶賛されているが、どうも文章が肌に合わなかった。殆ど読めず。

2013-02-01

岩本沙弓


 1冊読了。

 5冊目『新・マネー敗戦 ドル暴落後の日本』岩本沙弓〈いわもと・さゆみ〉(文春新書、2010年)/岩本は元ディーラーで私は少なからず影響を受けている。で、初めて著書を読んだ。ぶったまげた。新書によくこれだけの内容を詰め込んだものだ。文章にも切れがある。ドルを始めとする外国為替の歴史や仕組みがよく理解できる。タイトルは吉川元忠著『マネー敗戦』に由来。

 お金に興味のある人はまず「ファイナンシャル・リテラシーの基本を押さえる」を読み、河邑厚徳〈かわむら・あつのり〉、グループ現代著『エンデの遺言 「根源からお金を問うこと」』へと進み、それから本書を開き、更に宋鴻兵〈ソン・ホンビン〉を紐解くとよい。尚、信用詐欺経済の胴元である世界銀行やIMFについては西水美恵子著『国をつくるという仕事』、ジョン・パーキンス著『エコノミック・ヒットマン 途上国を食い物にするアメリカ』を参照せよ。また第二次世界大戦前後のアメリカ経済については菅原出著『アメリカはなぜヒトラーを必要としたのか』が詳しい。