2015-07-12

NY証券取引所で一時取引停止…システム障害で


 ニューヨーク証券取引所(NYSE)は8日午前11時32分(日本時間9日午前0時32分)頃、システムの障害で全ての上場株式の取引を停止した。

 復旧作業の後、同日午後3時10分(同9日午前4時10分)頃に取引を再開した。この間、取引はナスダック店頭市場など他の取引所を通じて行われた。

 中国やギリシャの先行き不安に加えて取引停止が嫌気され、ダウ平均株価(30種)は大幅反落して前日終値比261・49ドル安の1万7515・42ドルと約5か月ぶりの安値で取引を終えた。ナスダック市場の総合指数は、87・70ポイント安の4909・76で取引を終えた。

 米国では2013年8月、ナスダック市場でシステム障害が起き、株式取引が3時間以上停止した例がある。

 8日は、ユナイテッド航空でもシステム障害が起きた。米国土安全保障省のジョンソン長官はワシントン市内で行った講演で、これらのトラブルについて「非道な行為の結果ではない」と外部からのサイバー攻撃の可能性を否定した。

YOMIURI ONLINE 2015-07-09

 実にきな臭いニュースだ。何かの予行演習だろうか。いずれにせよ、システムダウンを理由に何でもできることは確実だ。

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