「ただ独り、不確かな道を歩め」エリアス・カネッティ
夏の出来事である。集合住宅の玄関に七夕の笹竹が飾られていた。何気なく短冊に目をやると、金釘流の文字で「なるべくおかいものにいきます。たまにはおちゃとかもしたいです」と書いてあった。胸に痛みが走った。リハビリ中のお年寄りなのだろう。やっとの思いで綴った筆跡に違いない。— 小野不一 (@fuitsuono) 2016年11月24日
夏の出来事である。集合住宅の玄関に七夕の笹竹が飾られていた。何気なく短冊に目をやると、金釘流の文字で「なるべくおかいものにいきます。たまにはおちゃとかもしたいです」と書いてあった。胸に痛みが走った。リハビリ中のお年寄りなのだろう。やっとの思いで綴った筆跡に違いない。
体が不自由になっても季節を愛(め)で寿(ことほ)ぐ姿勢に私は感じ入った。— 小野不一 (@fuitsuono) 2016年11月24日
体が不自由になっても季節を愛(め)で寿(ことほ)ぐ姿勢に私は感じ入った。
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