古本屋の殴り書き(旧)
「ただ独り、不確かな道を歩め」エリアス・カネッティ
2015-09-15
宮城谷昌光
4冊読了。
108~111冊目『
晏子 第一巻
』『
晏子 第ニ巻
』『
晏子 第三巻
』『
晏子 第四巻
』宮城谷昌光〈みやぎたに・まさみつ〉(新潮社、1994年/新潮文庫、1997年)/再読。2日間で読了。史書に忠実すぎて人物の揺れが大きいように感じた。特に冒頭で登場する頃公〈けいこう〉の生母、蕭同叔子〈しょうどうしゅくし〉の描き方に戸惑う。連載小説のせいかもしれない。最初に読んだ時ほどの昂奮は覚えなかった。それでも2日で読ませるほどの筆力があるのだから凄い。
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