2011-07-10

永劫回帰


 永劫回帰思想は無間地獄を表したものだ。つまり無量大数ではなく、0と1の間に存在する。ねずみ車をひた走るハムスターの運動性が六道輪廻である。

ニーチェ全集〈9〉ツァラトゥストラ 上 (ちくま学芸文庫)ニーチェ全集〈10〉ツァラトゥストラ 下 (ちくま学芸文庫)ニーチェ全集〈15〉この人を見よ 自伝集 (ちくま学芸文庫)

孤独


 孤独に苛(さいな)まれる人と、孤独を楽しむ人がいる。

ローンスターと東京スター銀行


 東京スター銀行という名称は、星条旗の星を意味しているのかもしれない。以下、Wikipediaより引用。

 ローンスターはアメリカ合衆国ダラスを本拠とする投資ファンド。

日本企業への主な投資実績:金融事業

・東京スター銀行:1999年に経営破綻した東京相和銀行のスポンサーとなり、2001年に東京スター銀行を新設、東京相銀から営業譲渡させて、同年6月より営業開始。その後、複数の信用組合や2002年に経営破綻した中部銀行の関東地区支店を譲り受ける等追加買収をし、2005年東証一部上場。2008年アドバンテッジ パートナーズのTOBに応じて株式売却。

・ファーストクレジット:旧長銀系のノンバンクであり、2002年に会社更生法の適用を申請、スポンサーとなる。2005年に住友信託銀行へ全株式を売却。

・アエル:2003年に会社更生を申請した中堅消費者金融会社アエル(旧社名、日立信販)及びナイスのスポンサーとなる。

・後楽園ファイナンス:東京ドームの子会社だった卸金融会社。親会社である東京ドームのゴルフ・リゾート事業、金融事業からの撤退に伴い、2006年にローン・スター・ファンドが譲り受ける。

・TSBキャピタル:1999年に経営破綻した西友子会社のノンバンク東京シティファイナンス(TCF)を買収。現在は貸金業に特化している。2004年までに西友店舗を中心に設置されていた「SEIYUキャッシュポイント」と言うサラ金カード等のキャッシング専用キャッシュディスペンサーを撤去し、東京スター銀行のATMを設置している。

日本法人

 株式会社ローン・スター・ジャパン・アクイジッションズ(かつてはLLC。〈日本においては現在の合同会社〉の形態を取っており、「ローン・スター・ジャパン・アクイジッションズ・LLC」という名称であった)という名称で、投資営業の為の日本法人が存在する。会長職には、大蔵省出身の岩下正が就いている。同法人の会長には、大蔵省から国土庁に移籍して同庁次官だった現西日本シティ銀行頭取の久保田勇夫画像)、野村證券副社長や初代多国間投資保証機関長官を務めた寺澤芳男画像)が就いていた時期がある。

【2003年4月15日(火) 国際協力銀行理事に岩下氏】

 国際協力銀行は14日、財務省出身の岩下正・前財務総合政策研究所長が同日付で理事に就任したと発表した。岩下氏は村山政権で首相秘書官を経験し、駐米公使などを務めた。
 岩下 正氏(いわした・ただし)東大法学部卒。70年大蔵省に入り、国際局次長を経て02年7月から03年3月まで財務総合政策研究所長。55歳。宮城県出身。(中国新聞メディアクラブ

Wikipedia
ローンスター - 東京相和銀行 | まとめWebサイト
極悪外資「ローンスター」 が今度は病院の診療報酬を差押え
東京スター銀、ローンスターなど融資団が取得へ スポンサー探し焦点
東京スター銀行の筆頭株主、ローンスターに=関係筋

電気によって構造化された世界


 現代の若い学生たちは電気によって構造化された世界で成人する。それは車輪の世界でなく電気回路の世界である。断片の世界でなく統合パターンの世界である。現代の学生たちは神話と深層の世界に生きている。しかしながら、学校では分類された情報にもとづいて組織された状況に出会うのである。

【『メディア論 人間の拡張の諸相』マーシャル・マクルーハン:栗原裕〈くりはら・ゆたか〉、河本仲聖〈こうもと・なかきよ〉訳(みすず書房、1987年)】

メディア論―人間の拡張の諸相

斎藤緑雨


 1冊読了

 46冊目『緑雨警語』斎藤緑雨〈さいとう・りょくう〉、中野三敏編(冨山房百科文庫、1991年)/文語体は情報を圧縮して香気を放つ。難解ではあるが、そのまま味わえばよい。寸鉄人を刺すというが、時折吹き出してしまうほどの諧謔(かいぎゃく)が効いている。特に政治へ向けられた筆鋒は鋭さを増す。毒をもって毒を制するのが社会時評の基本であろう。小田嶋隆はこの路線を目指すべきだと思う。狂歌や都々逸(どどいつ)の復興を私は希(こいねが)う。緑雨は36歳で死去。まさしく寸鉄の如き人生であった。