2012-01-18

ガザ攻撃 イスラエルの連盟国と戦略





 2009年1月。

ベルナール=アンリ・レヴィ リビア叛徒暴虐に関する質問を逃げる





 仏リビア軍事介入推進者、シオニストのベルナール=アンリ・レヴィ。2011年11月13日。

 身振り手振りの大きさに臆病さが露呈している。司会者を正面から見据えずに横目で見る仕草も彼の動揺を示している。暴力を扇動する者は、必ずしっぺ返しを受けることだろう。

◎ベルナール=アンリ・レヴィ

リビア トゥアレグ族からの抵抗の呼びかけ


 2011年リビア戦争、ムアンマル・カダフィ殺害後のトゥアレグの反応。

サハラ砂漠の猛者トゥアレグ族

赤ちゃんを抱いたジプシー女性にレイシストが椅子で殴りかかる


Racist Attack on Mother & Baby


 2008年7月27日、ダブリン。日曜日の出来事だ。命を育む女性が暴力に駆り立てられている。彼女の子も同じように育てられることだろう。レイシズムは暴力を正当化する。ヨーロッパ白人史観が有色人種を劣ったものと位置づけ、これが歴史の上で長い尾を引いている。レイシズムは世界を混乱に陥れる。ゆえに人種差別は死罪をもって償わせることが正しい。私は本気でそう思う。

2012-01-17

リチャード・ドーキンス


 1冊挫折。

神は妄想である 宗教との決別』リチャード・ドーキンス:垂水雄二〈たるみ・ゆうじ〉訳(早川書房、2007年)/過去に二度挫けている。それもあっさりとだ。三度目の正直ということでギアは噛み合ったのだが、残り百数十ページでやめた。段々と後味が悪くなってきた。自分でも理由がはっきりしない。確実なのは辛辣極まりないユーモアは面白いのだが、ニコラス・ウェイドほどの説得力はないことだ。『宗教を生みだす本能 進化論からみたヒトと信仰』を読んだ後ではインパクトに欠ける。とにかくパラグラフが長いため、どうしても冗長に感じる。ただし米国の宗教情況を思えば致し方ない側面もあろう(ドーキンスはイギリス人)。キリスト教を中心とするドグマ性を真っ向から暴いてみせたという点で歴史的一書になると思われる。ドーキンスは来日した時のインタビューで「仏教は宗教ではない」と発言し、哲学と位置づけている。