2012-02-21

角田忠信

1冊挫折。

日本人の脳 脳の働きと東西の文化』角田忠信〈つのだ・ただのぶ〉(大修館書店、1978年)/如何せん古い。日本人は虫の泣き声を左脳で処理しているそうだ。だから何なんだ? ってな話だわな。日本人は珍しい、特殊だ、だから凄いという論法になりかねない。私の周囲を見渡しただけでも、種々雑多な日本人がいるよ。こんな批判を見つけた→http://blog.ohtan.net/archives/51282596.html

資本主義経済は弱者の犠牲を求める







 涙を流すことしかできないとすれば、私の人生に大した意味はない。

民主主義の正体


暴言吐く被災者は警察へ通報 東松島市長

 宮城県東松島市の阿部秀保市長は20日、被災者から理不尽とも言える苦情が相次いでいるとした上で、震災1年を機に威圧的な言動については警察に通報するとの方針を明らかにした。

 同市によると、一部の被災者が電話で長時間不満を述べ、酒に酔って市役所を訪れて「はたく(たたく)ぞ」などと職員に暴言を吐く人もいるという。

 東松島市は警察に対応を相談する一方、威圧的な言動や不当要求行為があれば警察に通報することを決めた。会話の内容を録音することも検討している。

 阿部市長は「職員は長時間の電話にも我慢して対応していた」と説明している。

共同通信 2012-02-20

 これが民主主義の正体ではないのか? アメリカは中東やアフリカ諸国に民主化を押し付けている。ある人曰く、「民主主義は植民地主義に代わる新しい侵略哲学だ」と。つまり正義が民の名を借りた暴徒を生むわけだ。ソシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)は怒りと憎悪を社会へ広げる装置と化す。

「『死刑』を語る」森達也×宮崎哲弥




死刑 人は人を殺せる。でも人は、人を救いたいとも思う

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 森達也という人物は論者である。彼は論じることが目的となっているような節(ふし)がある。タイプは異なるが太田光と似ていて、論じるために論じている。言葉という言葉に響きがない。リベラルの最悪の形と思えてならない。

◎死刑廃止についてのリレーエントリーと、フランスのロベール・バダンテール法務大臣による死刑廃止時の演説
◎バダンテールの死刑廃止演説
◎ロベール・バダンテール 死刑廃止演説 (1) (1981年9月17日、フランス国民議会)
◎ロベール・バダンテール 死刑廃止演説 (2) (1981年9月17日、フランス国民議会)
◎森達也インタビュー

本村洋さん会見ノーカット 最高裁判決で 2012年2月20日



























 一人の男の怒りが国をも動かした。その事実に胸を打たれる。本村洋は勝ったのだ。

◎その男、本村洋/『裁判官が見た光市母子殺害事件 天網恢恢 疎にして逃さず』井上薫
◎世に倦む日日


罪と罰