2012-11-18

遊ぶ少年兵

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 アムネスティ・インターナショナルの広告である。映像や画像におけるリアリティの追求は時に逆効果を生みかねない。この広告の場合、少年兵が置かれた現実を生々しく伝えることで、情報の受け手は暴力に対して鈍感となり、更なる衝撃を待望するようになる。名の通った国際機関はすべて白人が創設したもので、ユダヤ資本がバックアップしている。その意味ではアムネスティすら信用に値する団体とは言い難い。

少年兵は流れ作業のように手足を切り落とした/『ダイヤモンドより平和がほしい 子ども兵士・ムリアの告白』後藤健二
少年兵は自分が殺した死体の上に座って食事をした/『戦場から生きのびて ぼくは少年兵士だった』イシメール・ベア
『武装解除 紛争屋が見た世界』伊勢崎賢治

2012-11-17

「犯罪組織NATOを解体せよ」ミシェル・コロン


【追記、11月18日】動画がYouTubeにアップされたのは6月15日である。そして今朝の新聞で「日本政府によるミャンマー支援500億円」が報じられた。19日のオバマ大統領訪問に合わせた動きだろう。米大統領のミャンマー訪問は初めてのこと。日経朝刊はわざわざ「27年ぶり、中国をけん制」と小見出しを打っている。ミシェル・コロンの指摘(5分50秒前後から)が正しければ、日本は日中戦争へ舵を切ったと見てよさそうだ。

 民主党は「2030年代に原発稼働ゼロ」を衆院選マニフェストに掲げた。穿(うが)った見方をすれば、2020年代に核兵器を保有するとも読める。中国が本格的に日本の領土を侵犯し威嚇的な行動をとれば、世論は諸手(もろて)を挙げて核保有に傾くことだろう。ま、電通とCIAが既にシナリオを用意していたとしてもおかしくない。まず手始めにfacebookとtwitterを使って様々な情報を流し、撹乱(かくらん)要因を埋め込むはずだ。

 この動画は実に多くのことを教えてくれる。核兵器とメディアが民主主義を完全に葬ったのだ。

シリアに対するメディアク-デタ-を阻止せよ! 2012年6月12日

町山智浩「米大統領選のもう一つの見方」