2013-01-20
2013-01-19
デヴィッド・ボーム、トマス・ウルフ、E・T・ベル、スタニスラス・ドゥアンヌ、山本周五郎
7冊挫折。
『犯罪』フェルディナント・フォン・シーラッハ:酒寄進一訳(東京創元社、2011年)/話題の本。友人のシンマチも勧めていた。ドイツ人作家の短篇集。暴力的な匂いが立ち込めている。それはいいのだが物語の結構が勝手すぎるように思う。「タナタ氏の茶盌」まで読んでやめる。
『考えることの科学 推論の認知心理学への招待』市川伸一(中公新書、1997年)/ある、ないが混在して文章がわかりにくくなっている。
『ダイアローグ 対立から共生へ、議論から対話へ』デヴィッド・ボーム:金井真弓訳(英治出版、2007年)/満を持して読んだつもりだが最悪だった。この手の内容であれば『集合知の力、衆愚の罠』の方が断然いい。
『汝再び故郷に帰れず』トマス・ウルフ:鈴木幸夫訳(荒地出版社、1968年)/大冊すぎた。これは後回し。レイ・ブラッドベリが『とうに夜半を過ぎて』でオマージュを一篇書いている。
『数学をつくった人びと I』E・T・ベル:田中勇、銀林浩〈ぎんばやし・こう〉訳(東京図書、1997年/ハヤカワ文庫、2003年)/冗長。若いうちに読んでおくべきだった。
『数覚とは何か? 心が数を創り、操る仕組み』スタニスラス・ドゥアンヌ:長谷川眞理子、小林哲生訳(早川書房、2010年)/冗長。これは類書が少ないためだろう。値段は良心的だ。
『青べか物語』山本周五郎(新潮文庫、1963年)/よもや周五郎を挫折するとはね。主人公である作家の目線に嫌なものを感じた。
国家予算の6分の1しかわからぬ不可解な仕組み
国民がわかる部分は、日本の214兆円のわずか6分の1という仕組みになっているのです。無駄なダム、無駄な公共事業、(中略)こうしたことに利害のある「族議員」の暗躍する結果なのです。この仕組みを一掃しない限り、日本は変わらないでしょう。http://bit.ly/afeaPB
— 小野不一さん (@fuitsuono) 7月 4, 2010
・5分でわかる日本の国家予算 2009年2月号|環境レポート|NPO法人ネットワーク『地球村』
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