2013-07-27

山口5人惨殺は村八分への逆襲





2013-07-26

「誤った記憶」作った!…利根川氏ら


【ワシントン】脳を刺激して実際と違う誤った記憶(過誤記憶)を作り出すことに、ノーベル賞受賞者の利根川進・米マサチューセッツ工科大教授と理化学研究所のチームがマウスの実験で成功したと、26日付の米サイエンス誌に発表する。

 過誤記憶を人為的に作り出したのは世界で初めて。

 人間はしばしば記憶違いを起こすほか、妄想を抱く病気もある。これらの原因はわかっておらず、今回の成果をきっかけに解明が期待される。

 利根川教授らは、マウスの脳の奥にある「海馬(かいば)」と呼ばれる部分に光を当て、実験を行った。海馬は記憶に関係すると考えられる。マウスの脳細胞には特殊な遺伝子が組み込まれ、光を当てると活性化、直前の記憶が再生されるようになっている。

 このマウスをまず、何もしない安全な部屋に置いた後、形の違う別の部屋に移し、脳に光を当てながら、マウスの嫌いな電気を足に流した。このマウスを安全な部屋に戻すと、外敵に遭った時のように身構え警戒したが、電気を流しただけのマウスを安全な部屋に戻しても、警戒しなかった。

 これは、海馬に光が当たったことで安全な部屋の記憶がよみがえり、マウスが「安全な部屋で電気を受けた」と混同したと考えられる。

【読売新聞 2013年7月26日07時27分】

 確証バイアスと似た状況か。

宗教の原型は確証バイアス/『動物感覚 アニマル・マインドを読み解く』テンプル・グランディン、キャサリン・ジョンソン

 この実験がもしも「恐怖の埋め込み」を意味するならば、新たな世界宗教を容易に創造し得ることだろう。マクロ的な視点では歴史の捏造すら可能になるような気がする。

現在をコントロールするものは過去をコントロールする/『一九八四年』ジョージ・オーウェル

陰影のある太陽


 一度だけ見たことがある。思わず手を合わせたものだ。

2013-07-25

屋外布団干し(積水樹脂)

屋外布団干しCFU-8

・サイズ(W)140~235×(D)76×(H)115cm
・本体重量:4.5Kg
・素材・材質:ステンレスパイプ、ステンレス巻きスチールパイプ、樹脂コーティングスチールパイプ、ABS樹脂、PP樹脂、鉄(メッキ)
・原産国:中国
・しっかり太パイプ採用
・ふとん最大4枚干し可能
・折りたたんで収納可能

2013-07-24

「イルカは名前で呼び合っている」、英研究


 野生のバンドウイルカは個体特有の音を編み出し、自分を識別する「名前」のように使っているとする論文が22日、米科学アカデミー紀要(Proceedings of the National Academy of Sciences、PNAS)に掲載された。

 研究の対象となったのは、英スコットランド東岸沖に生息するバンドウイルカ200頭。

 英セント・アンドリューズ大学(University of St Andrews)生物学部、海洋哺乳類研究ユニット(Sea Mammal Research Unit)に所属する論文の主著者、ステファニー・キング(Stephanie King)氏は、「動物の世界で名前、あるいは特定の個体に対する呼びかけが行われていることを示す、初めての証拠だ」と話す。

 イルカが生後数か月の間に個体特有の音、あるいは名前を作り出すことは、これまでの研究で明らかになっている。イルカは泳ぎ回りながら、時間をかけて自分の存在を周りに知らせるという。キング氏によると、野生のイルカの発する鳴き声の約半分が、個体特有の音だという。

◆自分の「名前」が呼ばれると即座に応答

 キング氏率いる研究チームは、イルカが自分特有の音を他のイルカが発した時にどのような反応を示すかについて疑問を持った。

 そこで、研究チームはイルカの群れの鳴き声を録音し、各個体特有の音を一つ一つ再生してイルカに聞かせた。「おもしろいことに、イルカは自分特有の音が仲間から発せられた時に限り反応を示した。即座に鳴き返し、時には何度も鳴き返すこともあった。だが、他の鳴き声を聞いた時には一切そのような反応を示さなかった」とキング氏は説明する。

 研究チームは、イルカの声をそのまま使ったり、あるいは別のイルカが「名前」を読んでいるかのように元々の声の特徴をすべて排除したり、さまざまな方法で個体特有の音の再生を繰り返した。また、異なる群れのイルカが発する聞きなれない鳴き声と、同じ群れのイルカが発する個体特有の音をイルカに聞かせた。その結果、「イルカは自分特有の音が真似された時に鳴き返しており、しかも即座にそうしていた。他の音を聞いた時にはそのような反応を示さなかった」という。

 キング氏は、今回の研究結果は、イルカが群れの中で互いに名前で呼び合うことを示すものだと指摘する。

 イルカの鳴き声の約半分が「名前」を呼ぶものだとみられることから、次の大きな課題は彼らが他にどんな会話をしているのか見つけ出すことだとキング氏は話す。「イルカが発する鳴き声の半分は、何のためのものかわからない。それが、イルカの伝達方法を研究する上での次のステップだ」

AFP/Kerry SHERIDAN 2013年07月23日 11:05 発信地:ワシントンD.C./米国

Bottlenose dolphin

Nose Dip           "Atlantic Bottlenose Dolphin"
【写真はいずれもバンドウイルカ】

 凄いニュースだ。ま、イルカは自己鏡像認知が可能なため自我があるとは考えていたが、名前があるとすればほぼ確実だ。それにしても「誰が」名前を付けているのか?

 人類の言葉も名詞から始まったと考えられているが、名付ける=命名することができるのであれば、名詞を通した情報交換(≒会話)も成立しそうだ。

 自我があるということは幸不幸を感得することでもある。

 以前、何かで読んだが確かカピバラが高度な情報伝達をしているという。我々の想像も及ばぬ豊かなイルカの世界がありそうだ。