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2016-10-27
2016-10-26
2016-10-24
精神科医・香山リカの精神を危ぶむ
香山リカ氏、乗っ取りは虚言か? 番組を降板
精神科医の香山リカ氏(54)が、金曜パネリストを担当する生放送番組「虎ノ門ニュース8時入り!」(スカパー!プレミアム)を降板することがわかった。
香山氏は先月23日放送の同番組で、MCを務めるお笑いタレントのサンキュータツオ(38)や経済ジャーナリストの須田慎一郎氏(53)といった共演者たちとともに、木曜パネリストの独立総合研究所社長、青山繁晴のファンを「信者」などとやゆ。
30日放送回で、チーフプロデューサーの山田晃氏が、青山氏のファンに対して不適切な発言だったとかわって謝罪した。
しかし、その後香山氏のツイッターアカウントには、逆に青山氏を「ホント下劣」と非難する文章が投稿された。さらに「つまんない仕事だけど6月までは続けようかと相談してます」とも発言。今月1日放送回で香山氏は、一連のツイートについて「私が書いたものではない」と明言し、アカウント乗っ取り被害の可能性も考えて調査中だと伝えた。
そして8日放送回、番組冒頭では山田氏が、香山氏のツイートに関する調査の経過を報告。投稿された内容には関係者しか知り得ない情報も含まれていたため、出演者やスタッフを集めて話し合いを行ったのだという。
その場で香山は、「問題の内容は、ファンに向けて書いたダイレクトメールの下書きだった。その下書きがいつの間にかツイートされてしまった」と説明。山田氏が「アカウントの乗っ取りなら警察に届けるべきではないか」と指摘したところ、香山氏の証言は一転。「乗っ取りではなく、ツイッターアプリの誤作動かもしれない。過去にも同じ誤作動が起きた」と言い出した。そこで山田氏が「それならアプリケーションの開発会社に原因を問い合わせましょう」「アカウントではなく、パソコンそのものを乗っ取られた可能性があるから、香山氏の事務所で調査をしましょう」と提案。あらためて調査を行うと約束された。
しかし後日、香山氏から山田氏のもとに手紙が届いた。そこでは調査の経過には触れられておらず、スタッフの対応への不満や、番組降板の意思がつづられていたそう。山田氏は、香山氏降板を発表するとともに、「お手紙の内容は私たちが確認している事実とは異なる部分もありましたので、この件に関しては、今後香山さんに反論文をお送りするなどのやりとりをしていきたい」と語った。
【日刊スポーツ 2015年5月8日】
4月24日放送分にて、青山のファンを「信者」などと皮肉り、その後プロデューサーが「青山さんに対して不適切な発言だった」と一度は謝罪したが、その後、香山のツィッターに「青山さんはホントに下劣だ」などと皮肉ったツイートが投稿されたことが問題となり、のちに「私(香山)が書いたものではない」と、何者かによって乗っ取られた可能性があると釈明した。しかし、実際には、「香山がファン向けに書いたダイレクトメールの下書きをツイートした」ことが分かったといい、プロデューサーは「アプリケーションの開発会社に問い合わせてみましょう」と調査することを約束したが、後日、香山がプロデューサーへの不満の手紙を出し、そこに、番組降板の申し入れをしたという。
【Wikipedia > 真相深入り!虎ノ門ニュース > 金曜:香山リカ(精神科医)(降板の経緯)】
精神科医の香山リカ「機動隊員は罵声浴びせても心理的影響は皆無」「心折れる人は不適応なので配置換えしろ」 医師免許本当にもってんの…?【沖縄土人発言・高江ヘリパッド・パヨク】 - https://t.co/a4FhcXW2gO pic.twitter.com/KrKA62jcWo
— メラ速報 (@merasoku) 2016年10月25日
林雄介、北野幸伯、ヘレン・ミアーズ、他
3冊挫折、3冊読了。
『仁義なきキリスト教史』架神恭介〈かがみ・きょうすけ〉(筑摩書房、2014年)/イエスが広島弁を話している(笑)。キリスト教史を『仁義なき戦い』に見立てた作品である。極めて正確な知識でコンスタンティヌス、ルターまでをカバー。各章の「解説」がわかりやすい。キリスト教史を一種の抗争と捉えたところに妙味がある。ただし読み物としては微妙である。初心者にはいいかもしれない。「キリスト教を知るための書籍」に追加。
『プルーストとイカ 読書は脳をどのように変えるのか?』メアリアン・ウルフ:小松淳子〈こまつ・じゅんこ〉訳(インターシフト、2008年)/二度目の挫折である。どうも翻訳がおかしいと感じる。amazonレビュー「誤訳と間違いだらけの訳注」を見て得心がいった。
『子ども食堂をつくろう! 人がつながる地域の居場所づくり』NPO法人 豊島子どもWAKUWAKUネットワーク編著(明石書店、2016年)/子供食堂とは無料あるいは数百円で近隣の子供に食事を提供するボランティアである。食材も寄付で賄うケースが多いようだ。月に1~2回ならいいと思うが、こうしたことはやはり業として回るようにするべきだと私は思う。子供食堂をやろうと思っている人にはよき参考書であるが、読み物としてのレベルには至っていない。
154冊目『アメリカの鏡・日本 完全版』ヘレン・ミアーズ:伊藤延司〈いとう・のぶし〉訳(角川ソフィア文庫、2015年/角川文芸出版、2005年『アメリカの鏡・日本 新版』/アイネックス、1995年『アメリカの鏡・日本』)/書き忘れていたが再読終了。更に時間を空けて読み直す予定である。
155冊目『プーチン最後の聖戦 ロシア最強リーダーが企むアメリカ崩壊シナリオとは?』北野幸伯〈きたの・よしのり〉(集英社インターナショナル、2012年)/これで北野の近刊は全て読み終えた。どれもおすすめだが、唯一の難点は改行の多さである。句点ごとに改行するという酷さ。編集者はなぜ直さないのか? 女子中学生の日記みたいで薄気味悪い。アメリカ一極支配に鉄槌を下ろしたのがプーチンであることがよく理解できる。プーチンはドル基軸通貨体制に異を唱え、ルーブル基軸通貨体制を試みる。更に外交努力で世界を多極化へと誘(いざな)う。そのリーダーシップ・政治力が読者を魅了してやまない。ロシアのオリガルヒ(新興財閥)を駆逐した模様も詳しく描かれている。北野が紹介する書籍はどれも面白そうで食指が動く。
156冊目『政治と宗教のしくみがよくわかる本 入門編』林雄介(マガジンランド、2013年)/私は林をツイッターで知った。ま、頭のいい人だとは思っていたが、そんな生易しいレベルではなかった。アメリカだったら飛び級しているレベルだろう。小学生で既に大学受験用の参考書を読んでいたというのだから。面白味のないタイトルであるが侮るなかれ。騙す仕組みと騙される心理を見事に解き明かしている。宗教に関する造詣も深く、至るところに卓見がある。『必読書』入り。『完全教祖マニュアル』架神恭介、辰巳一世の後に読むのがよい。
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