2016-01-15

ネーネーズ「黄金の花」の誕生秘話


ネーネーズの代表曲を、と問うと「黄金の花」との答えが返ってくる。作詞界の大御所、岡本おさみの作品だ。「説教じみた歌詞だが、残しておきたい詞」と岡本が数年来温め続けてきた詞は、ネーネーズという歌姫たちとの出会いでようやくこの世に生を受けた。
「歌詞を見て、レコード会社がひるむ。そんな曲がヒットして、代表曲になる。不思議な気分だね」――1990年4月、ネーネーズをプロデュースした知名定男が語る。デビューから3年目の93年、上京中の知名はレコード会社で偶然、岡本とすれ違う。「女性四人組のあれ、いいね。彼女たちなら、ぼくの詞、歌えるかもしれない」。大御所からの誘いに、知名は驚いた。「歌詞をもらった時、頭の中に曲がすぐにできた」と知名はいう。

「黄金の花 ネーネーズの10年」琉球新報 1999年9月30日





GOLDEN☆BEST/ネーネーズ

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