2017-11-20

お金持ちになる方程式/『なぜ投資のプロはサルに負けるのか? あるいは、お金持ちになれるたったひとつのクールなやり方』藤沢数希


『金持ち父さん 貧乏父さん アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学』ロバート・キヨサキ、シャロン・レクター
『金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント 経済的自由があなたのものになる』ロバート・キヨサキ、シャロン・レクター
『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方2015 知的人生設計のすすめ』橘玲
『世界にひとつしかない「黄金の人生設計」』橘玲、海外投資を楽しむ会

 ・お金持ちになる方程式

『国債は買ってはいけない! 誰でもわかるお金の話』武田邦彦

必読書リスト その二

 お金持ちになる方法はたったひとつの方程式で完全に記述できます。

 資産形成=(収入-支出)+利回り×資産

 もう少し具体的に書くと、次のようになります。

 1年間で増える財産=(年間総収入-年間総支出)+年率運用利回り×運用資産

 このお金持ちになるための秘密の方程式にあいまいな点は全くありません。完全に正しい方程式です。要するに、お金持ちになるためには、(1)収入を増やすか、(2)支出を減らすか、(3)利回りを上げて投資からの収入を増やすという、みっつの方法しかないことがわかります。
 作家の橘玲さんによると、世の中の「金持ち本」は、すべてこのみっつのうちのどれかに分類できるそうです。

【『なぜ投資のプロはサルに負けるのか? あるいは、お金持ちになれるたったひとつのクールなやり方』藤沢数希〈ふじさわ・かずき〉(ダイヤモンド社、2006年)以下同】

「あ!」と思った人は金持ちになれる。「なーんだ」と思えばそれまでのこと。所詮、足し算引き算なのだ。そして資産形成を左右するのは利回りである。利回りは時間を経るごとに大きな力を発揮する。つまり若いうちからマネーの勉強をするのが正しい。

『金持ち父さん 貧乏父さん アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学』から順番で読めば投資のリスク(不確実性)をすんなりと理解できる。素人の甘い考えは呆気なく吹き飛ばされる。これがファイナンシャル・リテラシーの第一歩である。

 このように借金をして何かに投資することを、ファイナンス用語で「レバレッジをかける」といいます。(中略)

 所持金の何倍に値する株式を持っているかを、レバレッジ倍率といいます。
 3倍のレバレッジをかけていれば、持っていた株が30%上がると、3倍の90%もうかります。100万円の所持金で、レバレッジなしで株を100万円買っていたら30万円しかもうからなかったのが、3倍のレバレッジをかけていれば一気に90万円もうかるのです。
 逆に30%下がるとどうなるでしょうか? レバレッジなしだと30万円の損失です。しかし、3倍のレバレッジをかけると損も3倍になるので90万円の損失になります。(中略)

 さて、マイホームの話に戻りましょう。実は自分の全財産の何倍もの借金をして家を買うというのは、レバレッジをかけているのと同じことなのです。例えば、頭金1000万円で5000万の物件を買うというのは、レバレッジ5倍に相当しますし、頭金が500万円ならレバレッジ10倍になります。ファイナンスの常識から考えると、非常にハイリスクな投資といえます。
 マイホームを買うという行為は、投資という意味では、株を買うのとまったく同じです。損することもあれば、得することもあります。
 買った後に、土地の値段や家賃の相場が上がり不動産価格が上昇すれば、投資は成功したことになりますし、逆に下がれば、投資は失敗でお金を損したことになります。

「レバレッジ」とはレバー(梃子〈てこ〉)の作用を意味する。証拠金に対して現物(株式)の信用取引は3倍、外国為替証拠金取引(FX)は25倍、商品先物・指数先物は30倍前後となっている。リーマンショック以降法規制が進み、かつては100倍ほどだったレバレッジも25倍前後で落ち着いている。また多くの証券会社は有効比率が100%を割り込むとストップ(強制執行)するシステムを導入しており、昔のように投資で借金を背負い込むことはほぼない(※最近ではスイスフランショックという例外あり)。

 マイホームは借金が残っている間の所有者は銀行である(『金持ち父さん 貧乏父さん アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学』)。ここを錯覚させるところが貸し方のマジックである。20年、30年とローンを組んでいる間は借家と何ら変わりがない。

 尚、上記テキストの損得は注意が必要で、決済(マイホームを売る)しなければ損得は実現されない。手っ取り早く言ってしまえば買値よりも高く売れることが資産価値であり、これを投資と名づける。不動産は流動性リスク(=買い手が少ない)が高く、売りたい時に直ぐ売れるとは限らない。バブル景気以前の土地神話は復活するべくもなく、少子高齢化という現状を見れば不動産市場は長期的に低迷を避けるのが難しいだろう。

 先程ツイッターで以下の記事を知った。

株高の今「資産100万円」の人が株式投資で成功するための戦略とは?=鈴木傾城(すずき・けいせい)

 さすが世界の闇を見つめているだけのことはある。やはり投資で成功する人は目の付け所が違う。

 若い人に投資の優位性があるのはドルコスト平均法を長期展開できるからだ。株式であればインデックス(日経平均、ダウ平均など)に妙味がある。資本主義の未来を信じる人は株式に投資すればよい。ま、わたしゃ信じないけどね(笑)。米株もそろそろバブルだろう。何と言っても米ドルが信用ならない。東アジアの戦争→米ドル失墜→新通貨体制発足という青写真をアメリカが描いているような気がする。そもそもニクソンショックで紙幣という紙幣は裏づけを失い、ただの紙切れになったことを踏まえると実に危うい信用世界である。

 個人的にお勧めするのは金現物かビッドコインの積み立てである。紙(紙幣・株式・債権)の価値が下がれば商品(コモディティ)の価値が上がる。ただしゴールドは戦争となれば国家に押収される可能性が高まる。いずれにせよリスクを取らない者はリターンを得ることができない。

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