・『黄金を抱いて翔べ』高村薫
・『神の火』高村薫
・『わが手に拳銃を』高村薫
・『リヴィエラを撃て』高村薫
・『マークスの山』高村薫
・『地を這う虫』高村薫
・『照柿』高村薫
・鑑とは
・創作された存在
・『李歐』高村薫
・『半眼訥訥』高村薫
・『あなたに不利な証拠として』ローリー・リン・ドラモンド
・ミステリ&SF
さらに、被害者の鑑の範囲はきわめて狭く、施設に友人もなく、施設の外との手紙のやり取りもない。
【『レディ・ジョーカー』高村薫〈たかむら・かおる〉(毎日新聞社、1997年/新潮文庫、2010年)以下同】
「鑑」の意味を検索したのだが判明せず。そもそも「かん」なのか「かがみ」なのかもわからない。150ページほど先に答えがあった。
「なに、悪くはない組み合わせだ。関係者同士の地理的社会的つながりを警察の用語で鑑(かん)と言うんだが、俺たちにはその鑑がほとんどない。鑑がないと、捜査する側は犯行グループを辿(たど)りにくい」
つまり土地鑑(※土地勘は誤用)の鑑だ。尚、私が読んだ作品のリンクを示してあるが、『半眼訥訥』だけは面白くなかった記憶がある。
・土地鑑 - Wikipedia
・ことばの話2815「土地鑑か?土地勘か?」
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