2012-01-19

アインシュタイン「私は、エレガントに逝く」


 1955年4月18日、アインシュタインが76歳で亡くなった。彼は、その5日前に自宅で突然倒れて入院したが、医師の手術の勧めをすべて断わって急逝した。死の直前のアインシュタインは、「私は、自分が望む時に逝きたい。生命を人工的に長引かせることは、退屈だ。私の役割は、やり遂げた。今が逝く時だ。私は、エレガントに逝く」と言った。後のゲーデルも、アインシュタインと同じような意識で、死を迎えたように映る。

【『ゲーデルの哲学 不完全性定理と神の存在論』高橋昌一郎〈たかはし・しょういちろう〉(講談社現代新書、1999年)】

ゲーデルの哲学―不完全性定理と神の存在論 (講談社現代新書)



映画『世界は恐怖する 死の灰の正体』

亀井文夫作品集、1957年制作、原水爆実験後の日本の実態。



2012-01-18

君は君の道を見つけて、それに従わなければならない

 君には、神に対してではなく、党に対してでもなく、個人としての責任がある。君は君の道を見つけて、それに従わなければならない。(サルトル)

【表紙カバーより/『怒れ!憤れ!』ステファン・エセル:村井章子訳(日経BP社、2011年)】


怒れ!憤れ!