2015-03-04
2015-03-03
中村元
1冊読了。
16冊目『東西文化の交流 日本の思想I 中村元選集〔決定版〕別巻5』中村元〈なかむら・はじめ〉(春秋社、1998年)/春秋社から刊行されている「中村元選集〔決定版〕 全32巻/別巻8」の1冊。旧版だと「中村元選集全10巻」の第9巻となる。日本文化に及ぶインドの影響、華厳経の諸法実相についてなど。専門的な内容なので一般人には不向きだ。「華厳経は法華経より後に成立したらしい」との指摘がある。結論を述べると諸法実相は縁起を意味している。ただし三法印との関連については触れてないためかなり物足りない。
本物の歌/「おばぁ」下地勇
@taka0316y7さんのツイートで下地勇〈しもじ・いさむ〉を知った。タイプは全く異なるが「本物の歌」という点では新井英一〈あらい・えいいち〉に伍すると思う。和製フォルクローレというよりも、宮古フォークとストレートに表現すべきかもしれない。どの芸術においても本物は単独のジャンルとして際立つ。下地の声は笛の音を思わせる。甘いマスクなのでもっと人気が出ていい。「おばぁ」は古謝美佐子〈こじゃ・みさこ〉の「童神」(わらびがみ)に匹敵する名曲だ。
クリシュナムルティ:心の本質 第4部「健全な心とは?」
・クリシュナムルティ:心の本質 第1部「心理的無秩序の根源」
・クリシュナムルティ:心の本質 第2部「心理的苦痛」
・クリシュナムルティ:心の本質 第3部「安心の必要性」
・クリシュナムルティ:心の本質 第4部「健全な心とは?」
神経が冴えて眠ることができない。注意深く聴くとわかるが、クリシュナムルティは対談においても講話においても全く同じ話しぶりである。彼にとっては講話もまた対話なのだろう。時折、自分の内側を見つめるかのように目を閉じるのも同じである。講話の際、クリシュナムルティは自らのことを常々「スピーカー」(話し手)と称した。彼の存在を一言でいえば、「そこに清らかで情熱的な振動がある」としか言いようがない。彼は波動である。
(※字幕表示と字幕の日本語への自動翻訳)
今現在の私の認識では、クリシュナムルティの教えは戒律とサンガを否定した仏教ということになる。この二つは「学校」と考えていいかもしれない。
— 小野不一 (@fuitsuono) 2015, 3月 3
・断片化の要因/『生の全体性』J・クリシュナムルティ、デヴィッド・ボーム、デヴィッド・シャインバーグ
2015-03-02
クリシュナムルティ:心の本質 第3部「安心の必要性」
・クリシュナムルティ:心の本質 第1部「心理的無秩序の根源」
・クリシュナムルティ:心の本質 第2部「心理的苦痛」
・クリシュナムルティ:心の本質 第3部「安心の必要性」
・クリシュナムルティ:心の本質 第4部「健全な心とは?」
ここで繰り広げられているのは「語る瞑想」であり「聴く瞑想」である。傾聴とは完全なコミュニケーションを意味するのだろう。クリシュナムルティは専門用語や難解な言葉を一つも使わずに「生の全体性」を解き明かす。
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