フィリピンの格闘術カリのナイフテクニック。武闘は舞踏へと昇華する。
2017-02-07
2017-02-02
2017-01-26
中川八洋、鳥居民、他
3冊挫折。
『近衛文麿の戦争責任 大東亜戦争のたった一つの真実』中川八洋〈なかがわ・やつひろ〉(PHP研究所、2010年/PHP研究所、1995年『近衛文麿とルーズヴェルト 大東亜戦争の真実』より近衛に関する部分のみ再録。尚、同書には弓立社、2000年『大東亜戦争と「開戦責任」 近衛文麿と山本五十六』との改題版がある)/文章が危うい。肝心な箇所に推測・断定が混入している。近衛を左翼と断じているがすっきりしない。尚、佐々弘雄〈さっさ・ひろお/佐々淳行の実父〉をも共産主義者とするのは誤りである。ハリー・デクスター・ホワイトに関する記述が目を引いた。
『近衛文麿「黙」して死す すりかえられた戦争責任』鳥居民〈とりい・たみ〉(草思社、2007年/草思社文庫、2014年)/こちらは近衛擁護派。鳥居は悪文だと思う。細部を想像力で補うことに異論はないが、文章の腰が定まらず何を言いたいのかがわからなくなる。「あろう」「かもしれない」の羅列がずっと続く。
『罪人を召し出せ』ヒラリー・マンテル:宇佐川晶子訳(早川書房、2013年)/『ウルフ・ホール』が第一部で本書が第二部となる。2ページ読んでやめた。「彼の」「彼女の」が立て続けに出てきて読むリズムが失われる。ブッカー賞受賞作品だけにもったいないと思う。
2017-01-25
田中嫺玉
1冊挫折。
『インドの光 聖ラーマクリシュナの生涯』田中嫺玉〈たなか・かんぎょく〉(ブイツーソリューション、2009年)/田中は私と同じ旭川生まれである。結婚後、40代半ばでベンガル語『不滅の言葉』の翻訳を始めた。私からすればラーマクリシュナは密教の権化のように見えて仕方がない。田中の心酔を嫌った。あまりにも右脳が勝ちすぎると統合失調症的要素が強くなる。
登録:
投稿 (Atom)