1冊挫折、1冊読了。
『
人間らしさとはなにか? 人間のユニークさを明かす科学の最前線』マイケル・S・ガザニガ:柴田裕之訳(インターシフト、2010年)/懇切丁寧な文章が冗長に感じた。もっと端的に書くべきだ。
29冊目『
突然の災禍』ロバート・B・パーカー:菊池光〈きくち・みつ〉訳(早川書房、1998年/ハヤカワ文庫、2005年)/シリーズ第25作。やはり久し振りに読むと面白い。昨日一日で読了。レイチェル・ウォレスとリタ・フィオーレの登場もファンにとっては嬉しい限り。もはや、「大人の童話」として読むのが正解であろう。スーザンの前夫をスペンサーが助けるという筋書きだ。スペンサーの騎士道精神を表現するためにスーザンは道化役と化している。多くの男性にとってスペンサーは辿り着くべきユートピアといってよい。香山二三郎〈かやま・ふみろう〉の解説は余計だ。
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