古本屋の殴り書き(旧)
「ただ独り、不確かな道を歩め」エリアス・カネッティ
2011-08-24
男前のカラス
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飛び立つカラス
ティク・ナット・ハン
挫折2冊。
『
法華経の省察 行動の扉をひらく
』ティク・ナット・ハン:藤田一照〈ふじた・いっしょう〉訳(春秋社、2011年)/初心者向け。過去の踏襲といったレベルで思想的な飛躍がない。
『
怒り 心の炎の静め方
』ティク・ナット・ハン:岡田直子訳(サンガ、2011年)/ニューエイジ的な説法。言葉が弱い。ティク・ナット・ハンは『
小説ブッダ
』一冊で十分か。
抱擁
抱擁――それは張り裂けそうな胸を重ねる行為。悲しみの鼓動を引き寄せる仕草。万感の思いを無言で伝える行動。
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悩む人と励ます人
2011-08-23
吉井妙子
1冊読了。
52冊目『
天才は親が作る
』吉井妙子(文藝春秋、2003年/文春文庫、2007年)/
ダイノジ大谷
が紹介していた本。天才と称されるプロスポーツ選手の親子関係を描いたノンフィクション。小学生以下のお子さんがいる人は必読。過剰なまでの親の情熱が凄い。10人のアスリートに共通するのは、幼児期に裸足で過ごしていること。また幼い頃から主体性を尊重されながら育っている。スポーツというよりも、スポーツを通した教育が花開いたといってよい。
乞い人
車の窓が世界を隔絶している。手を伸ばせば届く位置にいながら絶対に届かない距離が存在する。無慈悲と残酷に覆われた世界。
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せめて「小銭か微笑みを」
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地に臥して乞う者
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