2011-09-13
歌が生まれる場所
・このストリートミュージシャンがすごい
いやあ、これは凄い。世界各地のストリートミュージシャンが紹介されているが実に楽しい。目の前にいる人に楽しんでもらおうという心意気が、コマーシャリズムとは無縁の豊穣さを伝える。
ただ歌わずにいられない、リズムを掻き鳴らさずにはいられないといった衝動が聴く者の何かを揺さぶる。河原乞食や大道芸との言葉が示すように、本来の芸能は何もないところから誕生した。
彼らにとって教則本や技術は関係ない。ひたすら陽気に音を楽しむだけだ。その自由な魂に心を打たれる。
私は見た。歌が生まれる場所を。
果たして我々の生活には電気信号以外の音楽が存在するだろうか? 何か大きなものをテクノロジーに奪われたような気がしてくる。
パキスタンの少年の歌は日本の節回しとよく似ていて驚かされた。
タルキ・アル=ファイサル王子がNYtimes紙に寄稿
タルキ・アル=ファイサル王子(元サウジ情報省長官)がNYtimes紙に寄稿。パレスチナの国連参加申請を支持せよと。さもなくばイスラエルの安全は低下しイランが勢いをつけて中東戦争の再開確率が増すと。サウジはもはや米国との協力関係を保てずと。 http://t.co/l4fCptC
— deepthroat (@gloomynews) September 12, 2011
・パレスチナの国連加盟問題、米国が拒否権発動を初めて明言
・9.11から10年狙った「信頼できる」テロ情報、米 警戒強化を指示
幸せは非常に脆いもの
諸君もわかっていることと思うが、幸せというのは、非常に脆(もろ)いものだ。なぜなら、不幸がきちんとした基盤を持った確固たる具体的事実であるのに比べて、幸福は基本的には根拠も実態もない、「幸福感」という頼りのない気分であるに過ぎないからだ。
【『「ふへ」の国から ことばの解体新書』小田嶋隆(徳間書店、1994年)】
2011-09-12
ロバート・M・パーシグ
1冊挫折。
『禅とオートバイ修理技術(上)』ロバート・M・パーシグ:五十嵐美克〈いがらし・よしかつ〉(めるくまーる、1990年/ハヤカワ文庫、2008年)/オートバイでツーリングをしながら哲学するといった趣向だ。友人夫妻や自分の息子との会話を通して内面世界を掘り下げている。友人夫妻があまりにも無礼なのと、息子の先鋭的なわがままにうんざりして読むのをやめた。アメリカ人は有色人種とあらば手当たり次第に殺すのだが、家族に対しては異様に配慮する傾向がある。
登録:
投稿 (Atom)