2011-09-15
矢野絢也
1冊読了。
62冊目『黒い手帖 創価学会「日本占領計画」の全記録』矢野絢也〈やの・じゅんや〉(講談社、2009年)/元公明党委員長による告発手記。非常に抑制された筆致で淡々と綴っているため一定の説得力がある。タイトルに難あり。「日本占領計画」とは大袈裟すぎる。矢野は北海道で土地転がしを行ったとして公明党支援者から訴えられているが、それについては一言も触れられていない。でもまあ色々な意味で面白かった。ちなみに矢野の子息は現在、仙谷由人(民主党)の秘書を務めている。
2011-09-14
線路と電線の幾何学模様
米国:中東担当特使を再派遣へ パレスチナ国家承認協議で
クリントン米国務長官は13日、パレスチナが目指している国連での国家承認についてパレスチナ側などと協議するため、先週中東を訪問したヘイル中東和平担当特使を再び同地域に派遣することを明らかにした。国務省で記者団に語った。
クリントン氏は「永続する解決に至る唯一の道は関係者間の直接交渉だ」と述べ、パレスチナが国連で国家承認を求めることを諦め、イスラエルとの交渉に戻るよう要求した。
ヌーランド国務省報道官によると、ヘイル氏は14日と15日にイスラエルのネタニヤフ首相やパレスチナ自治政府のアッバス議長とそれぞれ会談する。(ワシントン共同)
【毎日jp 2011-09-14】
アメリカがイスラエル寄りの動きを見せている。
デジタル・コンピューターの回路やバイクの変速ギアのなかにも真理が宿っている
J・クリシュナムルティ、アラン・W・アンダーソン
1冊読了。
61冊目『生の全変容』J・クリシュナムルティ、アラン・W・アンダーソン:大野純一訳(春秋社、1992年)/高価であったため入手が遅れた。定価が3200円とは知らなかった。サンディエゴ州立大学の宗教学教授との対談である。やはり対談はわかりやすい。大学教授の馬鹿っぷりが強烈だ。最後の最後まで聖書を始めとする諸々の文献を引用している。だがクリシュナムルティは相手を選ぶことがない。誰であろうと率直に語りかけている。実に素晴らしい内容で付箋だらけになってしまった。クリシュナムルティ本はこれで49冊目。
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