2011-11-05

世界で最も企業の贈賄が多い国は? 2011年版ランキング発表


 世界各国の汚職を監視する国際団体トランスペアレンシー・インターナショナルは2日、主要経済国28カ国の企業の贈賄実態について調べた2011年版の贈賄度ランキングを発表した。

 この調査は、対象となった28カ国と取引経験のある30カ国の企業幹部3016人へのアンケートをもとに、各国の企業がどの程度贈賄を行っているかを調べ、10点満点で点数を付けた。

 その結果、最も清潔度が高いとされたのはオランダとスイスで、ともに8.8点を獲得。次いでベルギーが8.7点、日本は8.6点でドイツと並んで4位だった。

 一方、最下位はロシアの6.1点、次いで中国の6.5点だった。次いでメキシコ、インドネシア、アラブ首長国連邦(UAE)、アルゼンチンが下位5カ国にランクされている。

 産業別にみると、贈賄が最も多いのは公共事業と建設業で、清潔度が高いのは農業と軽工業だった。

 報告書では「企業が完全に清潔でまったく贈賄を行っていないとみなされた国は、28カ国中ゼロだった」と指摘している。

CNN 2011-11-04

2011-11-04

『アウト・オブ・ザ・ブルー』ELO


 ジェフ・リンの高い作曲能力が全編に渡って発揮されており、予約のみで400万枚以上を記録した。レコード第3面(CDでは10曲目「雨に打たれて」以降13曲目「ミスター・ブルー・スカイ」まで)は、「雨の日のコンチェルト」と名付けられ、粒ぞろいの楽曲がメドレーで続いている。

Wikipedia

「スウィート・イズ・ザ・ナイト」まで含めるべきである。10代の時に最も愛聴したアルバムの一つだ。なんと、ボーナストラック3曲を含む全20曲で694円という値段になっている。破格というよりは価格破壊だ。久しぶりに聴くと、泣きたくなるほどの懐かしさに溢れている。



Out of the Blue

ゲバラは、いついかなる時でも読書だけは怠らなかった


 工業化計画についての考えにしても、それはチェが戦争の間でも、勉強を怠らなかったことを物語っている。
 じじつ、かれは非常な読書家であり続けた。シエラ・マエストラでも、ゲーテを読み、セルバンテスを読み、さらにはマルクス・レーニンの著作に眼を通していた。戦争以外には何もできない男ではないことを、それは物語っている。かれは医師からゲリラ戦士になり、ゲリラ戦士から革命家へと昇華して行ったが、いついかなる時でも、読書だけは怠らなかった。日記をつけることと本を読むこととは、かれの終生一貫した習慣であった。

【『チェ・ゲバラ伝』三好徹〈みよし・とおる〉(文藝春秋、1971年)】

チェ・ゲバラ伝

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2011-11-03

「アメリカ 世界独裁の戦略と現状」ミシェル・コロン


 2008年12月、ベルギー人ジャ-ナリスト、ミシェル・コロン。


・中東ではアメリカが解決法なのではなく、彼ら自身が問題である。
・アメリカはイランで何をしたか? クーデターを起こし、政権を転覆させた。
 ・イラン革命を起こしたアメリカ
 ・石油の歴史No40 中東地域と世界石油市場を独占したセブンシスターズ
 ・モサデクのリバイバル
 ・イランの歴史
・世界で最も人種差別的な国であるイスラエルは、パレスチナ人を彼らの土地から追い出し、国連の全ての決議に違反している。
・イスラエルはアメリカの拒否権のおかげで毎回切り抜ける。さもなければ世界中から有罪判決を受ける。
・この問題をイスラエルとアメリカが解決することはない。彼ら自身が問題なのだから。
・ブッシュ大統領は戦争前も戦争中も嘘をつき、現在も嘘をついている。
・ブッシュ大統領はイラク戦争を望んでおり、石油支配のために戦争をすることはずっと以前から決まっていた。
・石油はアラブ諸国のものではなく、エクソンなどの多国籍企業のものだとアメリカが決めた。
・アメリカが世界各地で石油を支配したがっていることに気づくべきだ。チャベスに対してもクーデターを起こし、暗殺をしようとした。
・ボリビアのエボ・モラレスに対しても同じことを企てた。
・今度はアフリカだ。石油を発見するやいなや5分以内にアメリカはやってきて、軍事基地が必要だ、軍艦を送ろうと言う。
・問題はアメリカが世界中の石油を自分のものだと決めたことだ。
・その理由は第一に莫大な利益を得るため。第二に恐喝の方法として利用するため。ヨーロッパや日本や中国、インドなど全ての大国に対して、エネルギー資源による恐喝で妨害するため。
・繰り返して言うが、アメリカは彼らが駐屯する世界各地で石油を支配しようとしている。
ダヴィド・ベン=グリオンの言葉を引用しよう。1948年にイスラエルを建国した人間だ。彼はこう言っている。「私がアラブ人指導者だったら、イスラエルとの合意には決して調印しないだろう。当然のことだ。私たちは彼らの国を奪った。彼らには一つのことしか目に入らない。私たちが来て彼らの土地を盗んだことだ。なぜこのようなことを許せるだろうか」。これがイスラエルの指導者が現実に考えていたことだ。
・オバマ大統領は副大統領に執拗なシオニストを選んだ。大統領主席補佐官も執拗なシオニストだ。
・オバマはエルサレムがイスラエルの首都になるべきだと言った。しかしエルサレムは盗まれた首都である。
・オバマはまた、イスラエル軍字援助金を300億ドル増加する提案を行った。
・私はオバマに言いたい。アメリカでは4000万人の人々が貧困水準以下で生活している。この大金をその人々のために使う方がいいのではないか?
・アメリカには多くの社会問題が存在する。何よりも問題なのはホワイトハウスに権力がないことだ。
・権力は多国籍企業にあり、彼らが戦略を決め、誰が大統領になるかを決める。
・私が言いたいのは、アメリカは世界を支配する必要はないということだ。



オバマ大統領、53年イラン軍事クーデターへの米国関与を認める

 中東歴訪中のバラク・オバマ(Barack Obama)米大統領は4日、1953年にイランのモサデク(Mossadegh)政権を転覆させた軍事クーデターに米政府が関与していたことを、任期中の米大統領として初めて認め、米・イラン間の和解に向けた姿勢を明確に打ち出した。

 オバマ大統領はエジプトのカイロ(Cairo)で行ったイスラム世界に向けた演説の中で、「冷戦中、民主的に選出されたイラン政権の転覆に米政府が関わっていた」と述べた。

 モサデク政権は、それまで英資本のアングロ・イラニアン石油会社が独占していたイラン石油産業の国有化を進めていた。米中央情報局(Central Intelligence Agency、CIA)は53年、英政府の協力を得てパーレビ国王(Shah Mohammad Reza Pahlavi)派によるクーデターを画策、モサデク政権は崩壊した。米国はその後、パーレビ国王を積極的に支援したが、国王は79年のイラン革命で失脚した。

 53年のクーデターはイラン国民の間では、米国が自由の擁護者を自任する一方で、自国の経済的・戦略的利益のためには民主的に選出された他国政府を不正な手段で排除することもいとわない、二重基準に基づいた国だということを露呈した象徴とみなされている。

AFP 2009-06-05


BBCが1953年のイランのクーデター関与を認める

 BBCが、1953年のイランでのクーデターに、BBCのペルシャ語ラジオ放送が関与していたことをついに認めました。

 プレスTVによりますと、BBCペルシャ語放送が、1953年のイランのクーデター記念日に放送したドキュメンタリー番組の中で、このクーデターに、イギリス政府のプロパガンダの道具として、BBCラジオ放送が関与していたことを指摘しました。

 この番組によりますと、イギリス政府は、1953年のクーデターで当時のモサッデグ政権を弱体化させるためにBBCペルシャ語ラジオ放送を利用していたということです。

 この政権はこのときのクーデターで転覆しました。

 1953年のクーデターは、アメリカとイギリスの諜報機関が計画し、資金面や実践面で支援を行うことにより、モサッデグ政権に対して仕組まれました。

 このクーデターは、イランの石油産業の国有化に対抗することを目的に実行され、その結果、モサッデグ政権が崩壊し、イランの最後の独裁者、パフラヴィー王朝のモハンマドレザー国王がイランに帰国することになりました。

イランラジオ日本語 2011-08-21

山野井泰史








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